我が家の手抜きおせちと代々伝わるお雑煮。

新年あけましておめでとうございます。


皆さん、新年明けましておめでとうございます。昨年は世界中が大変な一年でしたね。今年も我慢の年になりそうですが、我が家は気ままに楽しく過ごすことを目標に、日々を過ごしたいと思います。

1年2ヶ月前に開設しましたこのブログも、早いものでどうにか100記事以上を投稿しました。少しずつ読んでくださる方も増えてきて、日々の励みになっています。

これからも、皆さんが少しでも「試してみたい!」と思えるようなハンドメイドアイデアをご紹介していきますので、今後ともどうかよろしくお願いいたします。


ところで、今年のお正月は皆さん美味しいおせち料理は食べましたか?我が家は、例年通り元旦の朝から“手抜きおせち”を楽しみました。昨年までは、仲のいいたくさんのお友達と分担しておせち料理を作っていたのですが、今回はその最高なイベントも中止でした…。

ということで、日頃からよく会っているお料理上手なお友達と、こじんまりとおせち交換をしました。

今回は、2021年我が家のおせち料理と、mommy Kanaの家に代々伝わるお雑煮レシピを紹介します。「簡単におせち料理を作りたい」「人のお家のお雑煮が食べてみたい」というあなたは、ぜひ参考にしてください。



2021年我が家のおせち料理 ラインナップ


今年は遠くにある日系スーパーに行く気分にならなかったので、今回のコンセプトは「近所で揃う材料だけで気軽に作る」です。

a. 焼き栗で簡単♪栗きんとん
近所のスーパーで日本のさつまいもに近いお芋を見つけたので、茹でで潰し、砂糖・みりん・塩・はちみつを加えて練り上げました。あとは、「甘栗むいちゃいました」風の栗を混ぜて完成です。

b. 田作り(いただきもの!)

c. ラディッシュの酢漬け
ラディッシュを薄切りして塩もみし、水気を絞って寿司酢に漬けるだけ!
一晩もすれば、全体がきれいなピンク色に染まります。
おせち料理を詰めた時の、アクセントカラーにぴったりです。

d. スモークサーモンのクリームチーズ巻き
クリスマスの時から少しだけ残っていたクリームチーズとフレッシュディルを使い切るために、無理矢理作りました(苦笑)。
クリームチーズとみじん切りしたディルを混ぜて、スモークサーモンで巻くだけです。簡単だけど、醤油味の多いおせち料理の味変にぴったりです。

e. たたきごぼう
皮を削いで麺棒で叩いたごぼうを適当な長さに切り揃えます。酢水でゆでたら、醤油・みりん・酒・すりごまと和えて完成です。簡単だけど、息子が大好きな一品です!

f. 紅白なます(いただきもの!)

g. 酢蓮(いただきもの!)

h. 黒豆(いただきもの!)

i. 里芋の白煮
クワイの煮物の代わりに作りました。下茹でした里芋を、薄口醤油・砂糖・酒で薄味に煮ました。

j. 筑前煮(いただきもの!)

k. 鶏ハム
砂糖と塩を揉み込んだ鶏胸肉を、ラップで形を整えながら包んでおきます。あとはそれをお湯をたっぷり沸かした土鍋に入れて、自然に冷めるまで放置するだけです。他の料理を作っている間に、いつの間にか完成しちゃう、ありがたいメニューです!

l. 伊達巻
私が小学生の時から作っている我が家のおせちには欠かせない一品です。今年は材料のはんぺんが手に入らなかったので、海老のすり身を多めにしましたが、これはこれで美味しかったです。


m. 錦卵
こちらも実家では私が担当して作っていたメニューです。固ゆでした卵を白身と黄身に分けて、裏ごしし、砂糖・塩・片栗粉を混ぜて、型に入れて蒸し上げるだけです。
味はシンプルですが、おせちのお重が華やかになります。

n. かまぼこ
家の近くのアジアンマーケットで手に入りました。やったー!切って入れるだけで、おめでたい感じになって、楽チン最高〜!


半分はお友達と分担したので、30日の午前中だけでなんとか作り終わりました。やっぱり、おせち交換って最高ですよね。日本の食材が揃えづらいアメリカの片田舎でも、“一致団結と多少の妥協” で、それなりのおせち料理が用意できました!


我が家に代々伝わるシンプルお雑煮


みなさんのお家ではどんなお雑煮を食べますか?地方によってもお雑煮は色々ありますが、我が家の場合は奇跡的(?)に両親の家のお雑煮がほぼ同じでした。

父方のルーツは広島、母方のルーツは大阪にも関わらず、両家とも地方のお雑煮とは違った独自のお雑煮を食べていたようです。

実家では、お雑煮作りや父方の祖母と私の仕事でした。私が味付けの直前までやって、最後の味付けは祖母がやっていました。そのルーティーンが25年ほど続いて、その祖母も亡くなってしまった今は、私がお雑煮番長です。

今回は、そんな我が家のお雑煮のレシピを紹介します。

〈 材料 〉
お餅: 本当なら丸餅ですが、アメリカではしょうがなく角餅
鳥もも肉(皮なし): 適量。小さく切っておく。
 :適量
薄口醤油 :適量
 :適量
三つ葉、柚子の皮: やはりアメリカでは手に入りづらいので、ゆでたほうれん草で我慢…。

Kana
Kana

薄口醤油・三つ葉・柚子の皮が、味の決め手です。面倒ですが、これがあるのとないのでは全く風味が違います!


〈 作り方 〉
⑴ 鍋に水を入れて、酒を一周ほど入れる。
⑵ 鶏肉を入れて火をつけて、アクや細かいカスをしっかりとりながら澄んだスープを取る。
⑶ 塩でベースの味をつけて、最後に少々の薄口醤油で風味を足す。
⑷ 焼き餅・三つ葉(たくさん)・柚子の皮を入れて完成!


驚くほど簡単ですよね。事前に和風だしを取る必要もなく、鶏だしだけでいただきます。シンプルでも、丁寧にアクを取ることで、金色の綺麗なすまし汁に仕上がり、ごくごく飲めちゃいます。

Kana
Kana

アメリカ人の主人曰く「今までで飲んだチキンスープの中で一番美味しい!」とのことです(笑)。ぜひためしてみてください。


余ったスープはそのまま飲んでもよし、三が日が終わった雑炊にして疲れた胃を休ませてあげるもよし、保存容器に入れて冷凍もできます。

今回は、我が家の簡単おせち料理・お雑煮を紹介しました。ご家庭の「思い出の味」は、舌が覚えていますよね。あなたも、オリジナルおせち料理を作って、ご家族に振舞ってみてください!きっと、それがご家族皆さんの「思い出の味」になります。

お店で売られるおせちはとても綺麗で、作るのは大変そうに見えます。しかし、元来おせちは家族の幸せや健康を祈って作るものです。その気持ちさえ込めれば、難しかったり手間のかかる料理を作る必要はありません。

ぜひ、来年のお正月は手作りおせちにチャレンジしてみてください!

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「我が家の手抜きおせちと代々伝わるお雑煮。」に1件のコメントがあります

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