大好きな「北野エース」のにんじんドレッシングをアメリカで再現してみた。
もうアメリカにきてだいぶ経ちましたが、今でもたまに無性に食べたくなるものがあります。
それは、北野エースのにんじんドレッシングです!!珍しいドレッシングがたくさん販売されている北野エースで、トップクラスに人気なのがこのにんじんドレッシングです。
酸味が抑えられたまろやかで味わい深いドレッシングは、アメリカではもちろん日本でも似た商品を見つけるのは難しいです。私の○○年の人生で、間違いなく一番美味しいドレッシングです。
どうしてもこのドレッシングをアメリカで食べたい!ということで、試行錯誤の末に再現レシピが完成しました。
今回は、北野エース・にんじんレシピの再現レシピを紹介します。
人参の臭みはなく、人参が嫌いな方でも美味しく食べられます。また、ほとんど加熱しないので、栄養も抜群です!フードプロセッサーなど無しでも作れます!
簡単には本物が買えない方は、ぜひ試してみてください。
北野エース・にんじんドレッシングってどんなもの?
北野エースのにんじんドレッシングは、コクがあるのにあっさりしてて、サラダにはもちろん、お肉にもよく合うドレッシングです。すりおろした人参が入っててドロっとしているので、まさに「食べるドレッシング」と言った感じです。
ちなみに、人参でドレッシングを作るというのは栄養学的にもとても合理的です。
人参に多く含まれているβ-カロテンは、脂溶性という油に溶け出しやすい性質があるので、油と一緒に摂取すると体への吸収率がアップするのです!まさに、人参はドレッシングにぴったりの食材ですよね♪
さて、何が入っているかな?と、公式ホームページから原材料を探ってみました。
原材料名
食用植物油脂(国内製造)、にんじん、りんご酢、砂糖、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、たまねぎ、しろしょうゆ加工品(白だし)、レモン果汁、食塩、酵母エキス、香辛料/増粘剤(キサンタン)
あのコクの秘密は、白だしだったんです。材料はシンプルで、揃えやすいものばかり!これなら、アメリカの田舎でも再現できそう♪ということで、再現レシピを作ってみました。
再現率90%!北野エース・人参ドレッシングの再現レシピ
〈 材料〉※小瓶1本程度分
・人参 :60g
・玉ねぎ :小1/2個
・白だし :大さじ1・1/2
・醤油(あれば薄口醤油):大さじ1/2
・塩 :小さじ1/4
・サラダ油 :大さじ2
・リンゴ酢 :大さじ1/2
・レモン汁 :大さじ1/2
リンゴ酢の代わりに米酢でも作ってみましたが、やはり風味が少し違いました。面倒かもしれませんが、できればリンゴ酢を用意しましょう。
では、作り方を説明します。といっても、とても簡単なのであっという間にできてしまいます!
⑴ 人参と玉ねぎをすりおろす。
人参と玉ねぎをすりおろします。ここでのポイントは、人参は皮ごとすりおろすということ!
人参はβ-カロテンを多く野菜ですが、皮付きのほうがβ-カロテン量が多くなるからです。
⑵ ⑴ですりおろした人参と玉ねぎを電子レンジで加熱する。
⑴ですりおろした人参と玉ねぎを耐熱容器に入れて、軽くラップをかけます。
その後、電子レンジ(600W・1分)加熱して、軽く火を通します。
⑶ ⑵で加熱した野菜と調味料を入れて、しっかり混ぜ合わせる。
⑵で加熱した野菜と残りの材料を全て加えて、しっかりと攪拌します。ブレンダーがあればあっという間に混ざりますが、なくても大丈夫です!泡立て器でドレッシングが乳化してとろみがつくまでかき混ぜましょう。
乳化とは、水溶ける「親水性」のものと、水に溶けない油などの「疎水性」のものをまとめることです。よくかき混ぜることで、分子が分散してくっつきます。
味見をしてみると…、ドンピシャ!という訳ではありませんが、なかなかの再現度です。本家本元の「にんじんドレッシング」には敵いませんが、美味しいドレッシングができました。
小瓶などの保存容器に入れて冷蔵庫で保管しておけば、2週間程度は美味しく食べられます。我が家では、サラダにはもちろん、お浸しや揚げ物、餃子にかけて使います。
今回は、あっという間にできる美味しい人参ドレッシングのレシピを紹介しました。北野エースのにんじんドレッシングは、一度食べたらやみつきです。
どうしても買えない場合には、ぜひ再現レシピに挑戦してみてください。野菜嫌いのお子さんも美味しく食べられます♪
本家より美味しそうですね!
本家は人参より油が多く入ってますよ、原材料表記はグラムが多い順に書く決まりなので、私も原材料表記参考にして色々レシピ作ってます☺︎
市販のソースやドレッシングは砂糖が多いですよね〜
そうなんです!本家は人参の香りはあまりせず、出汁の風味の方が強いですよね。“原材料表記はグラムが多い順に書く決まり”勉強になります。おすすめのレシピがありましたら、ぜひ教えてください♪ 「食への探究心」は誰にも負けませんので(笑)