不思議なもので、アメリカ生まれで日本にはまだたった1ヶ月しか滞在したことのないBaby Kは納豆が大好き。
食のDNAって不思議なものですね。
しかし!とにかく最近納豆が高い!
3パックで4.99ドル(720円)!
Little Rと2人でバクバク食べられたら堪ったもんじゃありません。
そこで、ついに重い腰を上げて自宅で納豆を作ることにしました。
アメリカに住む日本人妻なら、一度は挑戦したいと思ったことがあるはずです。
ところが、体験談を聞くと「失敗した」「うまくいかない」というものばかり…。
なので、これまで気になっていたものの、チャレンジせずにいたのです。
でも、流石にこの値段は腹立たしい。
ということで、今回はMommy Kana が挑戦した“納豆作り”の様子を紹介します。
納豆作りって、もっと大変なのかと思ったら、意外と工程はシンプルです。
ポイントは、雑菌が入らないように気にすることぐらいですかね。
まずは、乾燥大豆を一晩たっぷりのお水で戻します。
この時点で「汚い豆を避ける」なんて書いてあるレシピもありましたが、Mommy Kana はそんなの無視です。
色や形が悪いものでも、しっかりいただきます。
一晩経ってしっかり豆が膨らんだら、水を変えて圧力鍋で柔らかく煮ます。
標高の高い我が家では「加圧45分→急冷」で、下写真のように指で簡単につぶれるほど柔らかくなりました。
豆の大きさによって煮る時間が変わります。初めて作る方は、加圧30分ほどで一度様子を見てみましょう。
多少煮崩れしても大丈夫です!むしろ、コリコリとした状態では、あまり美味しい納豆にならないので気をつけましょう。
煮ているうちに用意しておくのが、「納豆菌水」。
納豆菌の粉をぬるま湯に溶かしておきます。
今回使ったのは、こちらです。
アメリカでもAmazonでポチッと注文したら、たった3日で届きました(笑)
日本のアマゾンでも同じ納豆菌が手に入ります。
ボトル一本たった3gですが、納豆10パック分程度で使うのは、耳かき1杯分くらい!
乾燥大豆を大量購入すれば、アメリカでも日本でも、納豆を買うよりお得かもしれません。
売っている納豆を少し残して納豆菌を増やして作る方法もありますが、その方が雑菌の増えるリスクが高いようです。
また、体験した友人によると、納豆菌が段々弱まって、粘り気が少なくなってしまうとのこと。
粉末の納豆菌はそれほど高くない価格で手に入るので、ぜひ購入して試してみてください。
納豆菌によって「納豆菌水」のレシピは異なるので、購入した菌の説明書に沿って準備しましょう。
茹で上がった大豆が熱いうちに「納豆菌水」を満遍なく混ぜます。
あとは、ヨーグルトメーカーに入れて一晩放置するだけ!
ヨーグルトメーカーは安いもので構いません。
納豆菌はヨーグルト菌と違って発酵に酸素が必要なので、蓋は締め切らないように注意してください。
また、発酵課程でかなり蒸気が出るので、写真のように布巾などを被せておいた方がいいです。
ヨーグルトメーカーがなければ、お湯を張った土鍋に容器ごと入れてバスタオルを巻いて放置→そのあとは土鍋から出して容器をストーブの近くや日当たりのいい窓辺など、ほんわかあったかい場所に置いておきましょう。
納豆菌が活発にある温度は40℃程度です。
一晩経ったらこの通り〜。
しっかり粘り気が出ます。
あとは、煮沸消毒した瓶などに入れて、一晩冷蔵庫で休ませれば美味しく食べられます。
余った煮豆は、Mommy Kana が愛してやまない“ふじっこ・おまめさんこんぶ豆”風に。
こちらも納豆同様に即効無くなってしまいました。
今回は長くなるのでレシピの紹介は省きますが、かなりの再現度です!
気になる方はお問い合わせフォーラムよりご連絡ください。
ちなみに、アメリカの地元スーパーで買える小ぶりの黒豆でも作ってみました。
普通の納豆とは風味が違い、これはこれで美味しい!
こんな感じで、Mommy Kana の納豆作りが始まりました。
初めて1ヶ月、毎週末作っています。
慣れてしまえば作業はあっという間!海外で出来立て納豆を食べたい方だけではなく、菌活に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
Mommy Kana Handmadeでは、これまでいろいろな菌活にチャレンジしてきました。
どれもいまだに続いている自信作ばかり!
気になる方は、ぜひ併せてご覧ください。