あったら便利なアームピンクッション
最近息子のハロウィンコスチュームを作り、久しぶりにちゃんとした洋裁に取り組んで思い出したのが、アームピンクッションの存在でした。
キルトや洋裁をするたびに「欲しいな〜」と思って、お店やオンラインショップで色々と探してみるのですが、どうも気に入る物が見つからず、買わずにいました。
そこで、端切れを利用して、自分で作ってみることにしました。ということで、今回はあったら便利なアームピンクッションの作り方を紹介していきます。
そもそも、アームピンクッションってどんな物だかご存知ですか?アームピンクッションとは、針山が腕に付けられるようになっていて、洋裁や大きな物を作る時に重宝します。
また小さいお子さんがいても、普通の針山を置きっぱなしにするよりも危険がなくて安心です。
インターネットでアームピンクッションの作り方を調べると、たくさんレシピが出てきますが、私なりにアレンジしたので、是非参考にしてくださいね♪
余ってる材料で簡単に作れるピンクッション
〈用意する物〉
・端切れ
・綿(今回はキルトを作った時に余ったキルト芯を使いました。)
・リボン(無くても大丈夫です。)
・平ゴム20mm
・ボンドなどの接着剤
・クリアファイル
・裁縫道具一式
手芸が好きなあなたなら、割と家にある物ばかりじゃないですか?ミシンを使わず手縫いでもすぐにできてしまうので、空いた時間にサクッと作ってみましょう♪では、作り方を説明していきます。
⑴ 材料を切り出す。
A. クッション部分の生地;直径180mm×1枚
B.ゴム部分の生地;幅50mm、長さ300mm×1枚
C.クッションの底パーツ(クリアファイル);直径50mm×4枚
クリアファイルのパーツはとても重要です。
忘れずに用意しましょう‼︎
⑵ 材料A.の外周から15mmのところを波縫いする。
一目5mm程度のザックリ縫いでOK!ただし、途中で糸を継がず一気に縫いましょう。また、後で強く引っ張るので糸は二本取りにしましょう。
⑶ 糸を引っ張り、口を締めながら綿を詰めていく。
ポイントは、ギューギューに綿を詰めることです。綿が少ないと形がきれいに仕上がらず、針山としても使いづらくなります。
⑷ 材料C.のうち、2枚を入れて口を閉じる。
材料C.は忘れずに入れましょう。入れないと針が腕まで刺さってしまいます。
あまり強く糸を引っ張りすぎると切れてしまいますが、口が緩んでいてもうまく仕上がりません。
力加減が重要です‼︎
⑸ 材料C.の残り2枚に布を貼り付けてクッションに縫い付ける。
面倒な人は、フェルトを円形に切って貼るだけでもOK‼︎
ただ、布を貼ったクリアファイルの方が形が整いやすいです。
⑹ 材料B.を長手方向で半分に折り、縁から5mmを直線縫いする。
手縫いでももちろんいいですが、私は面倒だったのでここだけはミシン縫いにしました。アイロンで折りグセを付けてから縫うと簡単です。
⑺ ⑹で作ったパーツを裏返してアイロンで整える。
強めにアイロンを当ててしっかり形を整えておいた方が、後でゴムを通しやすいです。
⑻ ゴムを通して端末同士をつなげて輪っか状にします。
使う人の手首に合わせた長さのゴムを通しましょう。輪っか状にする時は、必ず通したゴムが中で外れないように繋げましょう。
⑼ クッション部分の周りにリボンをつけます。
リボンは付けなくても問題ないですが、少し締め上げるようにリボンを廻すと、クッションがぷくっとして形が綺麗になります。
⑽ クッションとゴムのパーツを縫い付けて完成です♪
家事の合間でもすぐにできちゃいますので、可愛い端切れがあったら作ってみてください♪早速、私が作ったアームピンクッションはフル稼働しています。とても便利なので「もっと早く作れば良かった…」と後悔しています。
“気に入った物がなければ、とりあえず作ってみればいい”
そう実感したアームピンクッションでした。ぜひみなさんもお試しください。
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