シーリングスタンプに挑戦
元々年賀状を送ったり手紙を書くのは好きな方でしたが、アメリカに来てから家族や友達にカードを贈る機会がとても増えました。
アメリカではスーパーマーケットですら何百種類もカードを常時置いているくらいグリーティングカードの文化が根付いているのです。
カードを贈る度に、「簡単に何か個性を出せないかな?」と思っていたので、ずっと気になっていたシーリングスタンプ(封蝋)に挑戦することにしました。
ヨーロッパの映画などでよく見かける、手紙に封をする為に赤い蝋を垂らして紋章を押すあのスタンプを「シーリングスタンプ」または「封蝋(ふうろう)印」と言います。
一般的には手紙、お酒の瓶、香水のパッケージや、高級感を演出するアイテムとして使用されておりますが、中世~近世のヨーロッパでは公式文章や親書などの重要書類に封をして本物であることの証明として使われていました。
押された封蝋は剥がしてしまうと割れたりして元に戻せないので未開封である証明となります。
私が購入したのは、スタンプ部分が変えられるタイプです。気分や贈る相手によってスタンプを変えてもいいかもしれませんね♪
ワックスは、シックなゴールドを選びました。
シーリングスタンプについて詳しく知りたいあなたはこちらをご覧ください。
ハンコヤドットコム シーリングスタンプ・封蝋の販売と豆知識
やってみて感じたことは…、ライターではワックスを熱しない方がいいということです!十分なワックスを溶かす前に、ライターが熱くなってしまいました…。
やはり、きちんとロウソクを準備して、その火でワックスを溶かした方が間違いなくきれいに仕上がります!!
まだ慣れてないせいか、ワックスが足りなかったり、余計なところにワックスを垂らしてしまったり、決して満足のいく仕上がりではありませんでした。
でも、これも “味” ということで良しとしましょう!
日本の100円ショップ事情に疎い私ですが、Youtubeを見ていてビックリ!!今や、100円ショップでもシーリングワックスの道具が揃うんですね。おそるべし100均の力…。
私もグルーガンで試してみました。悔しいですが…、グルーガンでのシーリングスタンプはとても簡単でした。
リボン等と一緒にスタンプを押す場合は、スピード勝負なのでグルーガンでワックスを溶かすことをおすすめします。手持ちのグルーが透明しかなかったのですが、これはこれで素敵♪
ネットで調べてみると、ドライフラワーと組み合わせた素敵なアレンジを見つけました。次回は絶対これを試したいと思います♪
手紙の封印だけではなく、ラッピングにも取り入れてアレンジすることもできます。さらにレターシーリングについて知りたいあなたには、こちらの本がおすすめです!
シーリングワックスの基本的な使い方から、ラッピングに使う応用アイデアなどがたくさん紹介されていて、読み応え抜群です!
封蝋されたお手紙をもらう機会はあまりないので、それだけでなんだか特別な気持ちになります。
ぜひあなたも特別な人に特別なお便りを贈りたい時にシーリングスタンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。
「季節のカードにちょっと一手間加えてみる。」に1件のコメントがあります