アメリカ国立公園の楽しみ方と記念バッジを飾るタペストリー
皆さん、アメリカに旅行に行かれたことはありますか?マンハッタンのような大都市でお買い物をしたり、グアムやハワイでのんびり過ごしたり…、アメリカには色々な楽しみ方があります。
そんな中でオススメなのが、ナショナルパーク(国立公園)巡りです。日本では見ることのできない迫力満点の大自然は、一見の価値ありです。
特に子連れ旅行でオススメなのが “ジュニアレンジャープログラム” です。
今回は、ナショナルパークの通な楽しみ方であるジュニアレンジャープログラムについてと、手作りしたレンジャーバッジのコレクションタペストリーを紹介します。
目次
ジュニアレンジャープログラムとは?
国立公園(ナショナルパーク)はアメリカ国内に62カ所あります。(※2020年1月現在)
そこでは、Junior Ranger Program(ジュニアレンジャー・プログラム)というのが常時実施されています。
プログラムの主な目的は、
・自然の中で楽しむためのルールやマナーについてを学ぶ
・ナショナルパークの特徴や歴史を学ぶ
・自然を保護する目的や方法を学ぶ
・ナショナルパークに住む生き物について学ぶ …
など、とても有意義で楽しめる内容になっています。
ちなみにナショナルパークで働くパークレンジャーと呼ばれる職業は、アメリカの子供達の憧れなのです。
嬉しいことに、このジュニアレンジャープログラムは無料で参加できます‼︎では、具体的な参加方法を紹介します♪
⑴ ビジターセンターに行き、アクティビティブックをもらう。
ビジターセンターで写真のようなアクティビティブックをもらいます。プログラムは年齢ごとに難易度が分かれていて、どこの公園も3歳〜13歳が対象になっています。
もちろん、13歳以上の子供や大人も参加できます♪
ただ、13歳以上のプログラムは難易度も高く時間もかかります。
⑵ パークレンジャーの講習を受けたり、自分で散策して課題をクリアする。
アクティビティブックの問題は、下の3種類に分けられます。
・読んですぐ答えられる問題
・公園を巡って答えを探す問題
・レンジャーの講習を受けて答える問題(レンジャーのサインをもらう)
公園によってもクリアするにはレンジャーの講習が必須な場合や、ビデオを見ればいい場合など色々です。
確実にクリアするポイントは、
“ 公園に行ったら真っ先にアクティビティブックを入手して、タイムスケジュールを組む ”
ことです。
⑶ 課題を全てクリアしたら、ビジターセンターでパークレンジャーに確認してもらい、宣誓する。
全て答えを記入したら、再度ビジターセンターを訪れます。そこで本物のパークレンジャーに解答を確認してもらい、感想などを聞かれます。
その後、「これからも自然を愛すること、自然を守ること、自然について学ぶことを誓います」と手を挙げて宣誓するのです!
子供扱いせずにきちんと宣誓させるあたりが何ともアメリカっぽい!
この会話や宣誓はもちろん英語ですが、簡単な英語で質問してくれますし、宣誓もレンジャーの言うことを繰り返すだけなので、大人が隣にいれば簡単に対応できます。
⑷ パークレンジャーに証明書へサインをしてもらい、記念バッジをもらう。
アクティビティブックの最後にある証明書にサインと日付スタンプをもらい、これで晴れて正式なジュニアレンジャーに任命されます。ジュニアレンジャーになると記念バッジをもらえます。
公園によって木製だったりプラスチック製だったりしますが、デザインもカッコよくていい記念になります。
繰り返しになりますが、ジュニアレンジャープログラムへの参加は無料です‼︎
無料でこれだけ楽しめて勉強になったら親としては嬉しいですよね。
(公園によっては、別途入場料はかかる場合があります。)
「自然が好きな子じゃないと楽しくなさそう…」なんて思ったあなた!実はそんなこともないのです。
“国立公園 = 自然” というイメージを持ちがちですが、街の中にもナショナルパークはいくつかあります。
〈 Thomas Edison National Historical Park 〉
あの有名なトーマス・エジソンについて学べる国立公園です。
ニュージャージー州にあり、エジソンの自宅や実験室が再現されていて、子供が参加できる実験教室なども開催されています。
〈 Gateway Arch National Park 〉
サーリネンという建築家によって設計された高さ192m、最大幅は192mのアーチ型モニュメントです。
ミズーリ州の州都セントルイスの中心にあり、空港からも訪れやすい場所にあります。
ビジターセンターではかなりたくさんの展示があり、アーチ頂上の展望台にもトラムで上がることができます。
〈 African Burial Ground National Monument 〉
あまり知られていませんが、ニューヨーク・マンハッタンにもナショナルパークがあります。
17世紀から18世紀にアフリカより連れられてこられたアフリカ人奴隷の方の墓地モニュメントです。
オフィス街にひっそりとあるので気付きにくいですが、れっきとした国立公園です。
このように街の中でもジュニアレンジャープログラムに挑戦することができます。また、ハワイやグアムなど日本人がよく訪れる場所でもジュニアレンジャープログラムは実施されています。
意外と旅行先の近くでジュニアレンジャーになれるかもしれませんよ!
ジュニアレンジャープログラムを実施している公園は、下記より検索できます♪
National Park Service – Parks With Junior Ranger Programs
もらった記念バッジをカッコよく飾るタペストリー作り
さて、もらった記念バッジですがそのまましまい込んではもったいないので、息子の部屋に飾れるようにしました。
専用のタペストリーが販売されているのですがあまり好みではなかったので、帆布・フェルト・拾った枝でオリジナルタペストリーを作ってみました。
フェルトで文字を切り出し、ボンドで接着した上にたてまつり縫いしました。
これからどんどん記念バッジを増やせることを期待します♪
今回は、アメリカ国立公園の隠れた楽しみ方について紹介しました。アメリカ旅行の際は、行き先の近くにナショナルパークがあるか、ジュニアレンジャープログラムが実施されているか、是非調べてチャレンジしてみてください。
子供にとってはもちろん、親もとても勉強になる有意義な体験になること間違いなしです!
Awesome post! Keep up the great work! 🙂
こういうプログラムが充実しているところ、アメリカの良いところですよね! 事務所で仕事をしているのが嫌になってきたなー(笑)
アメリカは子供も大人と対等に接するところですね。
自然と触れ合って色々学べることはきっと息子にもいい影響があるはず!と信じてます。