まだまだ断捨離ブームが続く我が家。クローゼットを整理しているとDaddy Bの履かないジーンズが出てくるわ出てくるわ…。
同じくアメリカ人の旦那さんを持つ友人と話していると、これって“あるある”らしいです。アメリカ人の男性にとって、Tシャツのジーンズは思い出の詰まったアイテムみたい(苦笑)。
名残惜しそうにするDaddy Bを見ていると少々可哀想なので、アップサイクルさせてずっと置いておけるものに変えてみようということに。
色々アイデアを探していたところ、Little Rの目に留まるアイデアを発見!
可愛くないですか? ということで、Little Rのリクエストで、いらないジーンズからクジラのぬいぐるみを作ることにしました。
オリジナルの型紙を作ってもいいですが、販売もされていいますので、ぜひ活用してみてください。下記サイトでは、型紙のダウンロードと作り方(英文・写真付き)が購入できます。
Etsy|Denim Whale Instant Digital Printable Sewing Pattern with Step by Step Tutorial
さて、まずはパーツの裁断です。ジーンズは所々何枚もの生地が重なっているところや、折り返して縫い止めているところがあるため、出来るだけそれらの場所を避けるのがポイントです!
先ほど紹介したEtsyの型紙を利用すると、お尻周りを除いてギリギリパーツを確保できました。女性用のジーンズなどでは微妙に生地が足りなくなるかも…。
適宜、型紙を縮小して使ってみてください。
出来上がりはこんな感じ!ジーンズの表裏を考えながらパーツを切り出せば、このように2色で切り返せます。2本のジーンズを用意して、全然違う色味の組み合わせにしても可愛くなりそうです。
中身には、余っていたぬいぐるみ用ペレット、綿、切り刻んだキルト芯など家に余っていた材料を詰め込んだので、少々凸凹…。ですが、中途半端に余っていた材料の在庫整理ができたので、これはこれで気分はスッキリ!
上記コラムでは、フリース生地から作った犬のぬいぐるみを紹介しています。
型紙をフリーダウンロードできるサイトも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
先ほど「できるだけ生地が重なっているところや折り返している部分は避けてパーツをとる」とお話ししましたが、その理由はずばり…
生地が硬くて針が折れるから!です。
上の写真を見ていただくと、尾びれの一部に折り返し部分が含まれています。これはこれで“アップサイクル感”が出て可愛いのですが、かなり厚手になるため、パワフルなミシンでもなかなか上手く縫えません。ジーンズ用のミシン針を使いましたが、ポッキリと折れてしまいました。
一般的な家庭用ミシンを使う方は、できるだけ重なるジーンズ生地の枚数が少なくなるように気をつけてください。
口の下のヒダは、内側にしまってもいいですし、強調したい場合は表に出してもOK!
目は有り合わせのボタンをつけてもいいですし、ちょっと奮発してぬいぐるみ用の「さし目」を使ってもいいでしょう。今回は、Baby Kが誤飲してしまわないように、刺繍にしました。
目の刺繍を入れる際には色々なステッチ方法がありますが、今回は“アウトラインすっテッチ”でサクッと刺してみました。刺し方を詳しく知りたい方は、下の動画がおすすめです。
ちなみに、今回使用したEtsyの型紙を100%で使うと、このようなサイズ感になります。なかなか大きくて重量感もあります。
大きいクジラと小さいクジラを作って、親子にしても可愛いですね♪
早速、Little Rにプレゼントしたところ、毎晩嬉しそうに抱えながら寝てくれています。“アップサイクル冥利”に尽きます。
最近、「ミニマル生活」「断捨離」など、不要なものを削ぎ落とした生活がトレンドとなっていますが、思い出の詰まったものをバンバン捨てることに抵抗を感じてしまう方も多いでしょう。
そんな時は、ただクローゼットにしまい込むのではなく、本当に今使えるものにアップサイクルしてみませんか?姿を変えて使い続けることで、より長い間愛着も持ち続けられます。
Mommy Kana Handmadeではこれまで色々なアップサイクルアイデアを紹介してきました。興味のある方は、ぜひ合わせてご覧ください。
Mommy Kana Handmade|カテゴリー|アップサイクル
「またまたジーンズをアップサイクル。息子の“相棒”クジラのぬいぐるみに。」に1件のコメントがあります