
着古したスウェットをあっという間に犬の洋服に変身させる。
我が家が住んでいるコロラドも日に日に寒くなってきました。冷たい風が吹こうが、大雪が降ろうが、我が家の愛犬クッキーはいつも散歩に出ると大はしゃぎです。
でも、飼い主としては、寒くないかちょっと心配…。
そこで、愛犬の服を手作りしようと色々検討した結果、いいアイデアが浮かびました!私が着古したヨレヨレのスウェットを、愛犬の洋服にアップサイクルさせることにしました。
ということで、今回はスウェットから作る犬の洋服の作り方を紹介します。やり方さえ把握すれば、割と簡単に作れます♪ぜひ、皆さんもお試しください。
ではまずアップサイクルするスウェットの紹介です。

今回は、大人用ユニセックスのMサイズのスウェットを使いました。愛犬クッキーは、体重約30kgの大型犬ですが、仕上がりはぴったりサイズでした♪

小型犬用に作る場合は、子供用スウェットを用意しましょう。ポイントは、「スウェットの身丈 ≒ 犬の首からお尻あたりまで」のスウェットを選ぶことです。
作り方を紹介します!
⑴ 裏返しにして、首回りと裾口を切り取る。

まずは、裏返しにしてから首回りと裾口のリブを切り取ります。この時、リブぎりぎりのラインでカットするようにしましょう!


切り取ったリブは後からまた取り付けるので、捨てないように注意してください。
⑵ わんちゃんの胴回りサイズに合わせて、カットする。

わんちゃんの胴回りを測って、「a + b + c =胴回りサイズ(※a = b)」になるように、背中側センターから左右対称にカットします。

⑶ 首回りの角をカットする。

⑵でカットしたスウェットを縦方向に半分に折り、首回り(写真、赤ライン)をカットします。

カットした後に、念の為わんちゃんが来た時に首回りが苦しくならないか確認しましょう。
⑷ 縦方向に半分に折って、縫い合わせる。

中表のまま、写真のように半分に折って、赤ライン部分を縫い代1cm程度で一気に縫います。スウェット生地は、切りっぱなしでもほどけないので、折り返したりジグザグ縫いする必要はありません。
⑸ 裾部分をカットする。

このままでは、わんちゃんが来た時におしっこがかかってしまうので…、写真のように裾をカットします。写真上がスウェットの背面側です。
お手持ちのわんちゃん服を当ててカットしてもいいですし、なければ「スウェット背面側 の長さ= わんちゃんの首からお腹真ん中あたりの長さ」になるように直線で斜めにカットしてください。
⑹ 裾と首回りにリブを再度縫い付ける。

最初に切り離しておいた裾口と首回りのリブを縫い付けます。裾口は、中表になるように重ね合わせて、縫い代1cm程度でぐるりと縫い合わせます。


間違いなくリブの長さと裾口の円周長さは合わないので、適宜カットして縫い合わせましょう。
首回りは、表面に戻して、首回りを1cm程度内側に降ります。折ったら首回りリブの上に重ねて、ぐるりと一周縫い合わせます。


⑺ 袖を切り落として、三つ折りして縫う。

袖を根本から3cm程度残して、切り落とします。切り口を3つ折りして、縫います。

袖口の仕上げは、下の動画を参考にしてください。伸縮するスウェット生地なので、動画のようにアイロンがけしたりする必要はありません。だいたいでOKです!
⑻ 完成〜!

両袖口を縫ったら完成です。ミシンの基本的操作ができる方なら、1時間もあれば出来上がります♪
愛犬クッキーに着せたらこんな感じになりました。


あっという間にできた割にはなかなか可愛いので大満足です♪これで寒い冬も乗り切れるはず!
いかがでしたか?今回は、着古したスウェットから犬の洋服を作ってみました。我ながらいい出来です!少々時間はかかりますが、もちろん手縫いでも作れます。ぜひ、わんちゃんを飼っているあなたはお試しください。