ラッピングバッグを手作り
皆さん、突然ですが上司など目上の人にはどんなプレゼントを贈りますか?私の周りにはお酒好きの人が多いので、何かの記念には珍しいお酒をプレゼントすることがよくあります。
今回は恩師の退官祝いに今住んでいる街で作られているウイスキーをプレゼントすることにしました。お酒をプレゼントする時にいつも悩むのがラッピング…。
ワインの場合は素敵なバッグなどのラッピンググッズが売られていますが、それ以外の瓶の場合はなかなかサイズが合うものが見つけられませんよね。
そこで今回は、サイズ次第で色々な物をラッピングできるラッピングバッグの作り方を紹介します。生地さえ用意すれば手縫いでもミシン縫いでも簡単に作れちゃいます♪
もらった人の記憶に残るラッピングバッグ、是非参考にしてください。
贈る人のイメージに合わせて作る♪ラッピングバッグ
〈 材料 〉
・お好みの生地(表地);帆布生地のように厚手がオススメ
・お好みの生地(裏地);表地と同じでもOK
・縫い糸(ミシン糸) ;表地と同じ色
※表地に刺繍をする場合は、縫い合わせる前にしておきます。
⑴ 表地・裏地の生地を入れる瓶に合わせて切り出す。
表地・裏地の生地を上写真のように切り出します。縫い代は作業しやすい寸法にしてください。表地・裏地それぞれ同じサイズで2枚ずつ用意します。
瓶に緩衝材などを巻く場合には、緩衝材を巻いた状態で寸法を取りましょう。
※今回使用した材料は、白い生地が表地で赤い生地が裏地です。
⑵ 表地同士・裏地同士をそれぞれ縫い合わせる。
表地同士2枚(写真右・白)、裏地同士2枚(写真左・赤)をそれぞれ “中表” に合わせて縫います。裏地は必ず下の部分を全て縫い合わさず、中央部分は開けておきます。
表地と裏地で縫う範囲が違うので気をつけましょう!
⑶ 表地・裏地それぞれ底の部分を縫い合わせる。
表地・裏地それぞれの底になる部分を縫い合わせます。写真図の矢印のように角を合わせます。
上の写真のように合わせるイメージです。このテクニックを覚えてしまえば、トートバッグなどマチ付きの物を作る時にも使えます♪
⑷ 表地・裏地を重ね合わせて口の部分を縫う。
表地バッグ・裏地バッグを中表で重ねて、口の部分をぐるりと縫い合わせます。縫っているうちにずれないように、クリップやまち針で2枚のバッグの口を留めましょう。
⑸ 表裏をひっくり返す。
表地の裏面が見えている状態から、表側が見える状態にひっくり返します。
〈 手順 〉
A. ⑷で口を縫い合わせたバッグから裏地バッグを引っ張り出す。
↓
B. 表地バッグを裏地バッグの底の空いている部分から引っ張り出す。
↓
C. 表地バッグ・裏地バッグ共に表側が見える状態になる。
⑹ 裏地バッグの底を縫う。
開いている裏地バッグの底部分を縫い合わせます。見えない部分なので、表面から縫ってしまってOKです。
⑺ 裏地バッグを表地バッグの中に戻す。
裏地バッグを表地バッグの中に押し込みます。
⑻ 表側から口の部分を縫う。
表側から口の部分を端から2〜3mmのところで一周ぐるりと縫います。こうすることで裏地が飛び出てこなくなります。
⑼ 洗濯して完成〜♪
洗濯ネットに入れるなどして優しく洗濯します。乾燥機などは使わず、形を整えて自然乾燥しましょう。
帆布生地の場合、洗濯すると写真のようにいい感じでシワが入るので私はお気に入りです♪
あとは緩衝材などを巻いてバッグに入れ、口を紐で閉じます。お好みでタグをつけるとより雰囲気が出ます♪
下の記事では、お手製ジャム用にタグを作りました。タグに使えるかわいいイラストを無料ダウンロードできるサイトも紹介しています。
いかがでしたか?生地さえ準備してしまえば、あとは直線縫いだけなので簡単に作れます。贈る方も贈られる方もきっと思い出に残るプレゼントになりますよ♪
もちろんサイズを変えれば瓶以外のプレゼントにも使えます。
是非みなさんチャレンジしてみてください!