新たな夫婦共通の趣味!簡単アップサイクルアイデア
我が家夫婦は割と共通の趣味がある方なのですが、新たに夫婦で楽しめそうなクラフトを見つけました。それがボトルカッティングです。
Amazonでボトルカッティングのキットが安売りされているのを見つけ、私が衝動買いしたのがきっかけでした。早速夫婦で酒屋に行って素敵なボトルのお酒を購入し、夜な夜なDaddy Bに飲んでもらって「いざ!」と気合を入れて初挑戦したところ…あっけなく失敗。
再度お酒を買い直して挑戦したところ、なんとか思っていた形になりました。
ということで、今回は失敗談を交えたボトルカッティング体験談についてシェアします。ボトルカッティングはコツを掴めば色々とおしゃれなインテリアアイテムが作れます。興味のある方は是非参考にしてください♪
目次
ボトルカッティングとは?
ボトルカッティングとは、空き瓶を切断加工してグラスや花瓶などにアップサイプルするクラフトです。おしゃれなビール瓶も簡単に購入できるようになったため、数年前からハンドメイドファンから注目されています。カッターキットは複数メーカーが販売していますが、基本的な内容はどれもほぼ同じです。
〈 主なセット内容 〉
・カッター台
・軍手
・紙やすり
・説明書など
私はアメリカのAmazonで購入しましたが、同等の品は日本のAmazonでも購入可能です。
失敗を重ねた初ボトルカッティング
ボトルカッティングの作業自体はとてもシンプルで時間もかかりません。しかし!一つ一つの工程を丁寧且つ正確にこなさなくては、あっという間にピキッとヒビが入ってしまいます。上の写真でもわかるように、夫婦で気軽にトライした1回目は、あっけなく失敗に終わってしまいました。そこで、作業工程を反省点を踏まえて簡単に紹介します。
ポイント① 養生はかなり重要!
初めてやった時は気が付きませんでしたが、瓶に少しキズを付けるだけなのにかなり細かいガラスのカスがでます。目に見えないほど細かいため、掃除が大変…。そこで、必ず作業スペースには広めに新聞紙やビニールを敷きましょう!
ポイント② カットは浅すぎても深すぎてもNG
私の購入したカッター台には上の写真のように小さな刃が付いています。これで瓶を傷つけて後からまっすぐ割れるようにするのです。
瓶をカッター台にセットしてぐるりと回転させながら切れ目を入れていくのですが、説明書によると必ず2周するように書いてありました。初回は回数を気にせず作業をしてしまったため、切れ目の深さが均等にならず割れてしまったようです。あっという間の作業ですが、一番重要な工程なので慎重にやりましょう。
ぐるりと瓶を回すと、このようにまっすぐの傷が瓶につきます。先ほどお話した通り、この時にグラスファイバーのようなカスが出ますので、作業が終わったら台はすぐに動かさず、掃除してからしまいましょう。
ポイント③ 瓶を熱するお湯は沸騰させない!速やかに熱して速やかに冷やす!
瓶に傷をつけたら、熱湯に入れて温めてその後すぐに流水で冷やします。それを繰り返すことによってもろくなっている傷のラインでぱりんと割れるのです。1回目はあまり考えずに沸騰したお湯に入れてしまいましたが、これも失敗の原因だったようです。余計な場所にヒビが入ってしまいました。色々調べたところ、沸騰前のお湯の方がいいようです。
水温の適温目安は90℃弱!お鍋にたっぷり沸かして傷をつけた部分を一気に浸けます。その後20〜30秒ほど入れて十分温めてから、速やかに流水で冷まします。
触って熱くない程度まで冷ましたら、再度お湯に入れると…「ぱりん!」瞬時にキズのラインで割れます。一瞬の出来事なので、ここが成功か失敗かの分かれ目です!
こちらが2回目のトライでどうにか完成した作品です。一見綺麗にカットできたように見えますが、よく見ると…
一部傷のラインに沿って割れなかった場所がありました。でも余計なヒビは入らずにカットできたので良しとしました。あとは切り口を紙やすりでしっかりと削って滑らかにしたら完成です。
グラスとして使う場合は特に慎重にヤスリがけしてください!ヤスリがけの作業が甘いと、口を切ってしまう恐れがあります。
Daddy Bが「美味しい!」と毎晩ちびちび飲んでいたバーボンボトルが、シンプルな花瓶にアップサイクルできました。Little Rは嬉しそうに暇を見つけては近所の花を摘んできてくれます。
思い出の空き瓶をグラスや花瓶、キャンドルスタンドなどに変身させれば、おしゃれなインテリアアイテムに生まれ変わります。私たちもまだまだ修行が必要ですが、これから気に入った瓶を見つけたら色々なものにアップサイクルさせていきたいと思います。是非お酒好きな方やインテリアデザイン好きの方は、新たな趣味としてチャレンジしてみてください。