我が子も大好きザワークラウトの作り方と手作りひき肉のすすめ。

キャベツと塩だけでできるほのかに酸っぱい激ウマ副菜


日本では春キャベツがスーパーマーケットに並び始める頃でしょうか?柔らかくて甘い春キャベツは私の小さい頃からの大好物です。アメリカでもキャベツは安く手に入るので、我が家の食卓には欠かせない野菜です。ところが…、アメリカでは春キャベツが売っていない!!

アメリカのスーパーに並ぶキャベツは通年通してゴワゴワで硬いものばかりなのです…。そこで、我が家ではザワークラウトをまとめて作って日頃の食事の副菜として食べています。

ザワークラウトとはドイツで昔から作られている発酵キャベツのことです。ほのかな酸味が肉料理などとよく合います。本場ドイツでは、家庭によってハーブやキャベツ以外の野菜を加えたレシピがあるようですが、我が家は塩とキャベツだけで作ります。

この美味しさをみなさんに試してみて欲しい!!ということで、今回は我が家定番のザワークラウトレシピと、最近夫婦でハマっているひき肉作りについてお話します。

是非みなさんもザワークラウトの美味しさを体感してみてください♪






材料はキャベツと塩だけ!あとは時間が美味しくしてくれるザワークラウトの作り方

〈 材料 〉

・キャベツ:適量
・塩(あれば漬物用):キャベツの重さ2%程度分

Kana
Kana

発酵は密閉できる保存容器でOKですが、我が家では奮発して買った漬物用壺を使っています♪



⑴ キャベツを千切りにする。

キャベツ外側の大きくて硬い葉を1〜2枚剥がして芯を取り除いて千切りにします。芯も食べられますが残しておくと発酵が均等に進まないので注意しましょう。

千切りの幅は2〜3mmがベスト!それ以上太いとキャベツがしっかりクタクタにならず浅漬けっぽい仕上がりになり、細すぎると水分が抜けすぎてベチャベチャになってしまいます。

Kana
Kana

取り外した大きな葉と芯はあとで使うので捨てないでください!!



⑵ 千切りキャベツの重さ2%分の塩を測っておく。

使う食塩の量は、あくまで大きな葉と芯を取り除いて千切りにした状態のキャベツの重さが基準となります。キャベツの約2%分の塩を計量しておきましょう。



⑶ キャベツに塩をしっかりと揉み込む。

測っておいた塩を手で揉み込むようにキャベツになじませます。この時にぎゅっとキャベツの水分を絞りような感じで揉みましょう。

揉みこんで10分程度放置するとキャベツがしんなりとしてきます。手作業はもうこれで90%以上終了です♪



⑷ 保存容器に入れる。

しんなりしたキャベツを煮沸消毒した保存容器に入れます。この時のポイントはギチギチに詰めること!私は麺棒で潰すようにして入れています。隙間をなくすことで発酵は早く均等に進みます。


残った水分を捨てないで!ギューギューに詰めたキャベツの上からこの水分を注ぎましょう。



⑸ 詰めたキャベツの上に大きな葉と重石を乗せて保管する。


取っておいた硬くて大きな葉をふたとして乗せてさらにその上から重石を乗せて準備完了!重石を乗せない方法で作っている方もいらっしゃいますが、重石を乗せた方がキャベツがしっかりと水分に浸るので、発酵ムラができません。

あとは保存容器のふたをしっかりと閉めて直射日光の当たらない涼しい場所で10日〜2週間程度放置しましょう。



⑹ 発酵したら完成!

今回は2週間寝かせてみました♪発酵は十分進むと、キャベツが緑から黄色に変色します。

ふたのキャベツをとると、しんなりとしたザワークラウトが姿を現します。味見をしてみて酸味を感じられたら完成です。あとは適当な瓶などに移し変えて、冷蔵後で保存しましょう。我が家ではできたそばからバクバク食べてしまうのであっという間になくなってしまいますが、半年程度は余裕で保ちます!


ちなみに、私がザワークラウトを作るきっかけになった本がこちらです。ザワークラウトの作り方はもちろん、味噌から世界の発酵食品のレシピまで盛りだくさん!発酵に興味のある方にはぜひ読んで欲しい一冊です。

引用:Amazon



余ったキャベツの芯もフル活用♪万能ピクルス酢で付けて食卓に。

ザワークラウトを作るとキャベツの芯がたくさん残ってしまいます。捨ててしまうのは簡単ですが、我が家ではこの子たちも保存食として活躍してもらいます。それが、「おつまみにも美味しいボリボリ食べられるキャベツ芯ピクルス」です。



〈 材料 〉

・キャベツの芯
・米酢:1カップ
・水:1カップ
・砂糖(できれば三温糖やてんさい糖):大さじ5と1/2
・塩:大さじ1/2
・黒胡椒(できれば粒状のもの):大さじ1
・お好みで鷹の爪、にんにく、ローリエなど



⑴ キャベツの芯を食べやすい大きさに切り揃える。

我が家では葉を切り離した後に中心に残る太い芯も使います。その部分は食べやすい大きさに切りそろえておきます。ただし、あまり太すぎるとピクルス酢の味が染み込まないので注意しましょう!



⑵ キャベツの芯を軽く電子レンジでしんなりさせる。

キャベツの芯は生のまま漬け込むと余計な水分が出てしまったり青臭くなってしまうので、電子レンジで軽く火を通します。(600Wで1分程度)



⑶ 小鍋にピクルス液の材料を全て入れ、温める。

ピクルス液の材料を全て小鍋に入れて弱火にかけます。この時に沸騰直前まで煮立たせて、決して沸騰させないようにしましょう。あまりグツグツと沸騰させてしまうと酸味が飛んでしまいます。



⑷ 冷めたピクルス液にキャベツの芯を浸して保管する。

煮沸消毒した容器にキャベツの芯を詰めて、しっかりと冷めたピクルス液を流し込みます。あとは冷蔵庫で保管しましょう。4日〜1週間も経てば食べ頃です。ピクルス以外にもキャベツの芯はきんぴらやお味噌汁の具材としても美味しい食材です。普段の料理で残った際も、ぜひ芯までしっかりいただきましょう♪



ひき肉は手作りが美味しい!余裕がある時にまとめて作る手作りひき肉のすすめ。



ここからは我が家の近況報告です(笑)。ここ半年ぐらいMommy KanaとDaddy Bの共通の趣味がひき肉作り。コストコで買った巨大な牛肉と豚肉の肩ロースを夜な夜なグラインダーでひき肉にして小分けし、冷凍庫にぶち込みます。

どうもお店で買ったひき肉が美味しく感じなくなったことをきっかけに、ちまちま貯めていたへそくりで電動グラインダーを購入したのです。巨大肉を細かく切って冷凍庫で半分凍らせ、一気にグランダーに通す作業は…まるで苦行です…。

ただ、夫婦で黙々と作業することが減った我が家夫婦にとっては貴重な時間なのです。

挽きたてのお肉を早速ハンバーグにして食べて驚き!!市販のひき肉とは全く次元の違う美味しさでした。挽く過程で余計なラードなどが加えられていないので、お肉の旨味がダイレクトに伝わってきます。家族揃って感動❤︎

さらに元気がある時はその日の気分で色々なスパイスを加えてソーセージを作ります。これまたジューシーで美味しい!なかなか外食ができないご時世でも、十分リッチな味わいを堪能できました。


お家で過ごす時間が多くなった今だからこそ、ご家族揃ってひき肉作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?我が家では食べ応えのある粗挽きにして、毎日の食卓で調理しています。ひき肉はどこでも簡単に手に入る食材ですが、手作りすると美味しさもひとしおです。ぜひ、お時間ある時に試してみてください♪

Kana
Kana

まとめて作るなら断然電動がおすすめですが、その日に使う分だけ作るなら手動タイプでも十分使えます。
休日のアクティビティにお子さんとソーセージ作りをするのもおすすめです!



今回は、我が家のザワークラウトの作り方やひき肉作りについて紹介しました。どちらも作業自体は簡単です。ザワークラウトは時間をかけてゆっくり美味しくなるので、普段のキャベツ料理に飽きた方はぜひ試してみてください。

手作りひき肉は面倒ですが、手間をかけただけの感動があります。手作りぎゅうひき肉100%で作るハンバーガーは有名店の物にも引けを取りません。おうちでやることがない…なんてお悩みの方におすすめなので、ぜひグラインダーを買って作ってみましょう。

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