一種類の結び方だけでネットバッグが作れる!
こちらコロラドも段々と日中暖かくなってきて、お散歩するのに気持ちのいい季節になってきました。
ある日愛犬と散歩をしていてふと「ドリンクボトル持ってウォーキングしたいな」と思いつき、家にあるものでボトルホルダーができないものかと歩きながら考えていたところ、突然ひらめきました!
「パラコードでネットバッグ作ろう♪」
そこで試行錯誤の末、どうにか形になりました。そこで、今回は一種類の結び方だけでできるパラコードで編むボトルホルダーの作り方を紹介します。
編み物が苦手な方でも時間さえかければ作れますし、特別な道具は必要なし!ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください。
では、必要な材料と道具から紹介します。必要なものはたったの4つ!パラコード以外は一般家庭にあるものばかりです。
〈 材料 ・道具〉※直径8cm高さ26cmのボトルを入れるサイズ
・パラコード:3m×4本
・巻尺や定規など長さを測れるもの
・ハサミ
・ライターやチャッカマン
パラコードはお好きなカラー&太さを選んでください。どんなものでも編めます♪
ここで、パラコードを扱う時の注意点を紹介!パラコードは切ってからしばらくすると周りの部分だけ縮まって、中央部分のナイロン糸やポリエステル糸だけ出てきてしまいます。
切ったら速やかに切り口を火で炙って溶かしておきましょう。そうすれば糸がどんどん出てくるのを防げます。
⑴ 4本のパラコードを十字に置いて、底を編む。
まずは、ホルダー底の中心となる結び目を作ります。上の写真のように4本の紐を置いて、二本セットで編みます。編み方は下の図をご覧ください♪
きれいに結び目を作るポイントは、少しずつ引っ張って結び目をきつくすることです!いきなり力を込めて引っ張るときれいに仕上がりません。
結ぶとこのようになります♪この結び目でボトルの底を支えるのです。
⑵ 4方向に基本の結び目を作る。
先ほど作った結び目を中心に2本ずつコードが四方に伸びているので、それぞれを上の手順に沿って編んでいきます。中央からそれぞれの結び目をどのくらい離すかは、入れるボトルの直径にもよります。
ボトルを仮置きしてみて、直径より2〜3cm程度はみ出る程度の位置に結び目を作るとボトルを入れた時のバランスが良くなります。
⑶ 網目になるように結び目を作っていく。
先ほど結んだ4つの結び目の先に伸びる2本のコードを分けて、隣のセットのうちの一本と合わせて先ほどと同じ結び方を繰り返します。
すると…、段々と網目が増えていきます!
これをぐるぐるとひたすら続けていきます。たまにボトルを入れてみて適当な高さまで編めたら編むのを止めましょう。
入れるボトルの大きさによって網目の段数が変わりますので、ボトルをたまに入れながらバランスを確認しましょう。
⑷ ハンドルを作る。
適当な高さまで網目ができたら、次はハンドル部分を作っていきます。網目の最後にある2本4セットを2セットずつに分けて、両側からハンドル部分を結びます。
結び方は先ほどまで網目で使っていた方法と同じ!ただし、2本セットで結びます。
両側から結び続けるとこのようになります。私は手持ち用の短めのハンドルにしたので、左右5回ずつ結びました。用意するコードをさらに長くして、肩から掛けられるようにもできますので、お好みの長さになるまで結び続けましょう♪
⑸ 左右のハンドルを中央でまとめる。
左右から結んだハンドル部分を中央にまとめて、それぞれから1本ずつコードをとって2本セットにし、両側に一回ずつ同じ方法で結びます。すると、ハンドルの中央の結び目が十字になります。
ここまできたら結ぶ作業は終わりです!余ったコードを十字中央の隙間に通して、余計な部分を切り取ります。
あとは切り口をライターなどで焼きとかしてまとめ、解けないようにして完成♪私は2時間程度で出来上がりましたが、パラコードの扱いに慣れてない方でもトータル4〜5時間程度で編めるはずです!途中で作業を中断しても解けることはないので、手が空いた時に少しずつ作ってもいいですね♪
いかがでしたか?一種類の結び方をひたすら繰り返していくだけで、ネットバッグ風のドリンクホルダーができてしまいます!
パラコードは安くて色々なカラーがあるため、クラフトの材料としては使いやすい素材です。アイデア次第で色々なものが作れますので、お気に入りのカラーをゲットしたら色々な編み方を試してみましょう。我が家にもまだまだパラコードが残っているので、これからももっと何か作れないか試行錯誤していきます♪
編み物が苦手なあなたでもきれいに作れるパラコードのボトルホルダー!ぜひ作ってみてください。
一番最初の底の結び目の図が全くわかりません。
ご質問いただき恐れ入ります。
私のイラスト力を不足でごめんなさい。
具体的にはどの部分が分かりにくかったでしょうか。
「4本のパラコードを十字に置く」というところまでは分かりましたでしょうか?そのあとはイラストが小さくて恐縮ですが、コードの上下関係を意識しながら、イラストの通りにコードを重ねてひっぱると、そこの結び目ができます。
「この写真部分が分かりづらい!」などのご連絡をいただけますと幸いです。