小麦粉・卵・乳製品を使わないおやつバイキング❤︎

皆んなが楽しめるおやつの盛り合わせ




突然ですが、皆さんお友達のお家にはどんな物を手土産で持っていきますか?


日本だとすぐにオシャレで美味しいスイーツを買うことができますが、我が家が今住んでいる町ではそうもいきません。

なので、お友達のお家にお呼ばれした時は簡単おやつを作って持っていくことが多いのです。

ただ、その時に気をつけなければいけないのが使う材料!!!

アメリカには多種多様な食文化を持つ人がいますし、体質的にグルテンを受け付けない人も多くいます。

なので、基本的には手土産にするおやつには極力グルテン(小麦)とデイリー(乳製品)、さらには動物性の材料(卵等)を使わないように気をつけています。



ということで、今回は小麦・卵・乳製品を使わない植物性の材料だけを使ったおやつの作り方を紹介します。



私もまだまだ勉強中なのでレシピも開発途中ですが、家族に評判の良かった簡単なレシピを紹介します♪


日本でもかなり一般的になってきた「グルテンフリー(gluten free)」という言葉ですが、アメリカではそれに加えて「デイリーフリー(daily free)」という言葉もよく耳にします。

さらには、完全菜食主義者(ヴィーガン)の人たちも増えてきています。


是非皆さんもグルテンフリー・デイリーフリー・ヴィーガンのおやつを試してみてください!




グルテンフリーとは?



そもそも、グルテンとは小麦に含まれている「たんぱく質」のひとつです。


一般的に「炭水化物」に分類される小麦粉の中にも実はたんぱく質が6~15%ほど含まれています。
そのうちのおよそ85%を占めているのが「グリアジン」と「グルテニン」。 小麦粉は水を加えて捏ねることで、このグリアジンの「弾力があるけど伸びにくい」という性質と グルテニンの持つ「弾力は弱いが粘着力が強く伸びやすい」という性質が結びつき、 両方の性質をあわせ持った「グルテン」というたんぱく質が生まれるのです。
(以下略)




グルテンフリーの始まりは、小麦アレルギーや「セリアック病」という病気にを持つ人たちが誤ってグルテンを含んだ食べ物を食べずに済むような食事療法です。

そこから、欧米を中心に「小麦は健康に良くない」という風潮が広まって、今では小麦アレルギーやセリアック病ではない人たちを実践するようになり、世界中に広まりました。

こちらアメリカでは、明らかにグルテンが含まれていないような食品にも「Gluten Free」とパッケージに表示するだけで売り上げが増えるという話もあるぐらいです。


セリアック病は、摂取したグルテンが免疫系を刺激して特定の抗体を産生し、この抗体によって小腸粘膜が損傷してしまうという深刻な病気で、生涯にわたってグルテン抜きの生活をしなければいけません。(中略)
もちろん個人差がありますが、重篤なアレルギーを持つ方にとってもグルテン抜きの生活を送ることは絶対です。
こういう方は、小麦を使った食品を摂取しない事はもちろんですが、原材料欄やアレルギーに関する記載を注意深く見て、確実にグルテン由来の成分がないかよく見極めて購入する必要があります。
このような方にとって「グルテンフリー」は絶対に必要なもので、それだけに表示に対しても信頼できる基準が求められています。



Kana
Kana

小麦アレルギーやセリアック病の方以外でも、グルテン不耐症や過敏性腸症の方はグルテンを摂取することで体がだるくなったり、胃もたれをしてしまう人も多いです。

これらはなかなか気づかない病気なので、自覚がなくグルテンを含んだ食品を食べ続けてしまうケースがあります。



最近は日本でも米粉などで代用したグルテンフリーの食材が手に入りやすくなってきましたよね。

「なんだか体の調子が悪い…」なんてあなたは、一度1ヶ月ほどグルテンフリーの食事にしてみると体調が改善することもあります。

パンやパスタなど明らかに小麦粉を使っている食品以外にも、醤油や乳化剤・防腐剤等の食品添加物にもグルテンは含まれます。

つまり、「完璧なグルテンフリー生活」を実行するのは大変ですが、体調改善に興味がある方は試してみる価値アリ!な食事療法なのです。






デイリーフリーとは?

引用;Best Vegan Cheeses



デイリー(Daily)とは「乳製品」を指す言葉で、つまりデイリーフリーとは乳製品を使わない食品のことを指します。

アメリカでは様々な種類の乳製品を含まないチーズやバターの代用品が売られているほど一般的な食事療法となっています。


なぜこんなに乳製品を使わない食品が多く販売されているかと言うと、欧米人には牛乳アレルギーや乳糖不耐症、ベジタリアンやヴィーガンの人が多いからです。


「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」は、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。

もう一方の「牛乳アレルギー」ですが、これは食物アレルギーのひとつです。原因となる食物を摂取した後にアレルギー反応が起こり、腹痛・下痢・じんましん・呼吸困難・アナフィラキシー反応などが起こる、より深刻な病態です。原因物質は、牛乳などの食品に含まれる、カゼインやβラクトグロブリンなどのタンパク質で、乳幼児に多く、3歳以降に自然治癒することが多いとされています。

どちらの場合も、牛乳を飲むと腹痛・下痢などの症状が出るという点で似ていますが、「おなかがごろごろしにくい牛乳」では症状がでにくいのが「乳糖不耐症」です。



実はうちの旦那さんも乳糖不耐症なので、できる限りアーモンドミルクで代用していますが、大好きなアイスクリームを食べる前には薬を必ず飲んでいます。

普通のスーパーマーケットでも乳糖不耐症の薬が手軽に買えるくらい、アメリカではこの症状に悩んでいる人が多いようです。






ヴィーガンとは?

もうここで改めて紹介する必要もないかもしれませんが…、ヴィーガン(Vegan)とは日本語では「完全菜食主義者」と呼ばれる “肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を食べない人のことをいいます。

ベジタリアン(菜食主義者)の中でも最もストイックに動物性食品を避けている人たちがヴィーガンなのです。



【主なベジタリアンのタイプ】


ヴィーガン…米、小麦などの穀物や、豆、野菜などの植物性食品のみを食べ、肉、魚、卵などすべての動物性食品を食べない。

ラクト・ベジタリアン…植物性食品に加えて牛乳や乳製品(チーズ、ヨーグルト)などを食べる。

ラクト・オボ・ベジタリアン…植物性食品と乳・卵を食べる。欧米のベジタリアンの大半がこれに該当する。

ペスコ・ベジタリアン…植物性食品と乳・卵・魚を食べる。植物性食品と魚は食べるが、乳と卵を食べない人もいる。

ポーヨー・ベジタリアン…植物性食品と乳・卵・鶏肉は食べるが、畜肉は食べない。



ヴィーガンの人たちは健康的な目的でこの食生活を取り入れている人と、思想的なポリシーで動物性食品を食べない人がいて、アメリカでは「おじいちゃんおばあちゃんから孫まで一族全員ヴィーガン」なんて家庭もよくあります。


このように、アメリカではごくごく一般的に「小麦・乳製品・卵」を食べない人が周りにたくさんいるのです。


みんなで楽しくおやつを食べるには、これらの材料を最初から使わずに誰もが気兼ねなく口にできるように気をつける必要があるのです。






あっという間にできてしまう小麦粉・乳製品・卵を使わないおやつ♪



小麦・卵・乳製品を使わないお菓子のレシピは、色々なサイトや書籍で紹介されていますが、ここでは簡単にあっという間に作れるお菓子の作り方を紹介します。

材料を少し変えるだけでもレパートリーが増えますので、是非皆さん参考にしてください♪



〈 焼きたてはサックサク!ピスタチオと米粉のクッキー 〉


〈 材料 〉

・バナナ(よく熟れたもの) ;1本
・ピスタチオ(ロースト、無塩) ;30g(殻をむいて)
・サラダ油 ;大さじ1
・メープルシロップ ;大さじ1
・米粉 ;150g
・アーモンドミルク ;大さじ3




⑴ ピスタチオをすり鉢などで細かくする。


殻から出したピスタチオを細かくします。

ただし、食感を残したい場合はある程度粒を残しておきましょう。


⑵ 材料を順番に混ぜていく。


ボウルに潰したバナナを入れ、

ピスタチオ・メープルシロップ・サラダ油

米粉

アーモンドミルク

の順番で混ぜ合わせます。

混ぜ合わせた生地は通常のクッキー生地よりもだいぶ柔らかいので、しぼり袋やスプーンを使って形を作りましょう。



⑶ 180℃(350℉)のオーブンで15分ほど焼いて出来上がり。


180℃(350℉)に温めたオーブンで15分ほど焼いて出来上がりです。

ここで注意です!!

米粉のクッキーはできるだけ焼いてから半日以内に食べましょう!!

それ以上時間が経ってしまうと、サクサクだった食感がボソボソになってしまい、美味しくなくなってしまいます…。

Kana
Kana

お料理の上手なママ友に相談したところ、時間が経ってボソボソになってしまった場合はトースターで軽く温めると食感が多少戻ると教えてもらいました♪






〈 一晩ほったらかしで完成するチアシードプリン 〉

〈 材料 〉

・チアシード ;1/4カップ
・アーモンドミルク(無糖) ;1カップ
(ココナッツミルクでも美味しいです)
・サラダ油 ;大さじ1
・メープルシロップ ;大さじ2
・バニラシロップ ;適量


※そのままでも美味しいですが、お好みでトッピングにナッツやジャムなどを用意してください。



チアシードは「チア」というシソ科の植物の種で、メキシコやグアテマラが原産国と言われています。(中略)
チアシードの一番の特徴は、とにかくよく水分を吸収してくれるという性質にあります。水分につけて10分ほどおくと、チアシードが水分を吸い込んで、周辺をゼリー状に変化させるのです。 このときにチアシードは「グルコマンナン」というこんにゃくにも含まれる成分を作ります。ゼリー状になった部分はこんにゃくにも通じるプルプル感があるんですよ。

(中略)

チアシードが優秀な食品とされる理由は、栄養価の高さにあります。「人の生命維持にはチアシードと水があればよい」という言葉まであるそうですから、期待は高まりますよね。 特に豊富に含まれているのは、たんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、ビタミンB群、食物繊維、α-リノレン酸などです。




⑴ チアシード・メイプルシロップ・バニラエッセンス・アーモンドミルクを混ぜ合わせる。


ボウルにメイプルシロップ・アーモンドミルク・バニラエッセンスを入れてかき混ぜたところに、チアシードを入れてゆっくりかき混ぜます。

すると、段々とチアシードが水分を吸ってゼリー状になってきます。





⑵ 容器に入れて一晩冷蔵庫で放置する。



容器に⑴で混ぜ合わせたチアシード液を入れ、一晩冷蔵庫で寝かします。

あとで上からトッピングを乗せる場合は、容器いっぱいではなく7割程度まで入れるようにしましょう。


⑶ 上にトッピングを乗せて出来上がり。


上にナッツやジャム、フルーツなどのトッピングをお好みで乗せて完成です。

グラノーラなども入れると、しっかりとした朝食にもなります♪

引用;A Dash of Magnet



ちなみに、米粉のクッキーとチアシードプリン以外に作ったお菓子は、

・わらび餅
・フルーツ寒天

です。

わらび餅は私が愛して止まない「かんてんぱぱ」シリーズのわらび餅の素を使いました。


電子レンジで温めるだけで出来たてツルツルのわらび餅ができるので、日本に帰った際には必ず買いだめします!




フルーツ寒天は、その名の通り「寒天」を使うことがポイントです。

一般的に売られているゼラチンは基本的に動物性の材料が使われているからです。


ゼラチンは、動物の骨や皮に多く含まれるコラーゲンというたんぱく質から作られたものです。コラーゲンの構造をみると、らせん状の細長い分子が3本より合わさって、三重らせんのような形になっています。このコラーゲン分子に熱をかけると、3本の分子がはずれ、バラバラの状態になります。これをゼラチンと呼びます。(中略)
森永クックゼラチンの原料は、主に牛(の骨)です。
牛骨を細かく砕き、不純物(カルシウムなど)を取り除いたり、pHを調整したりして、ゼラチンの元(オセイン)を作ります。



つまり、ヴィーガンのお菓子を目指すのであれば、ゼラチンではなく寒天を使う必要があるのです!

最近の粉寒天は、あまり硬くなりすぎずゼラチンで固めた時のように滑らかな口当たりに仕上げられる物もあります。



Kana
Kana

下の記事では、その他に私が日本へ一時帰国する際に買う食材たちを紹介しています♪
海外の方へのお土産にもオススメなので、是非ご覧ください。







ちなみに、私が「卵・乳製品・小麦を使わないお菓子」に興味が湧いたきっかけがこちらの書籍です。

引用;Amazon



焼き菓子からプリンなどの冷たいお菓子、さらには野菜を使った色々なヴァリエーションのレシピが紹介されていて、これから「卵・牛乳・小麦粉不使用のお菓子」作りにチャレンジしたい人にはぜひ読んでほしい一冊です。






いかがでしたか?

今回は、グルテンフリー・デイリーフリー・ヴィーガンのお菓子についてお話ししてきました。


「材料の制限があると美味しくないんじゃ…」と思う人も多いかもしれませんが、色々な食事療法や食文化が発展している現代ではそんなことは全然ないのです!

むしろ、カロリーオフだったり無添加だったりと美味しい上に健康的なレシピがたくさんあります。

我が5歳の息子もチアシードは好んで食べています。


「卵・牛乳・小麦粉が “使えない” 」という概念は捨てて、「たくさんあるお菓子レシピのうちの一つ」と思ってみてください。

すると、 “制限のあるレシピ” から “新しいジャンルのお菓子” という考えに変わるはずです。

私もまだまだ修行中ですが、これからもグルテンフリー・デイリーフリー・ヴィーガンのお菓子についてもっと勉強していきたいなと思っています。

是非皆さんもチャレンジしてみてください♪



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