簡単に作れる蓄光塗料を使ったライト作り
日本ではようやく学校が再開したようですが、こちらアメリカでは5月末から夏休みが始まりました。4歳になる息子は、ひとり時間が欲しい母のために、週2日サマーキャンプに通ってくれています。
それでも家にいる日は毎日何をしようかと悩んでしまいます。
そこで簡単に親子でできるアクティビティを探していたら、素敵なDIYアイデアを見つけましたので早速挑戦してみることにしました。
参考にしたアイデアはこちらです。
全文英語ですが、興味のある方はご覧ください。
Create Glow in the Dark Mason Jars for Your Next DIY Photo
今回は上記サイトのアイデアを元に、親子で作る蓄光塗料を使ったナイトライトの作り方を紹介します。
「怖ーい!」と夜一人で寝られないお子さんも、このナイトライトがあれば一人で寝られるかもしれません!?また、キャンプに持って行って皆んなで暗闇を楽しむにも素敵なアイテムです♪
材料も作り方もとてもシンプルなので、ぜひ皆さんも試してみてください。
〈 材料・道具 〉
・蓄光塗料(2色以上)
・ガラス瓶(できるだけ口が広いもの)
・筆
・ダンボール(養生のため。紙だと塗料が固まり張り付く。)
材料はいたってシンプルです!ガラス瓶は空き瓶でOKですし、筆も安い一般的な水性絵具用のもので構いません。
主役の蓄光塗料は、インターネットやホームセンター等で購入可能です。
蓄光塗料は2色以上用意した方が仕上がりが素敵になります。
ただ、あまり色の数を多くしすぎてもグチャグチャになってしまうので、多くても3色程度に留めましょう。
塗料を買うときに注意しなくてはいけないのが、今回使うのは「蓄光塗料」または「夜光塗料」ということです!
蓄光塗料は光を蓄えて発光する塗料のことです。光といっても太陽光に限定したものではなく、電気の光までもエネルギーに変えて塗料の中にその光るエネルギーを貯めています。つまり、蓄光塗料は繰り返し使える乾電池でライトをつけているようなもの。明るい時に充電して暗くなると光をつけるけど、エネルギーが切れると光らなくなる塗料です。
蓄光塗料と比較して夜光塗料というものがあります。例えば、時計の文字盤などが夜目を覚ますと発光しているのを見たことがあるでしょう。あれが夜光塗料です。光らせたいものに塗ると暗い場所で発光するならそれは夜光塗料ということになります。
似たように光る塗料で「蛍光塗料」というものもありますが、これはあくまで光が当たることで反射して蛍光色に光る塗料で、ブラックライトを当てることで光る塗料も同様です。
塗料の見た目は「蓄光塗料」や「夜光塗料」とよく似ているので間違わないように注意しましょう!
では、早速作り方を紹介していきます。
⑴ 瓶の口から内側に塗料を塗っていく。
瓶口から塗料を付けた筆を入れて、瓶の内側に好きな模様を描いていきます。ポイントは、一色ずつ塗っていくことです。
塗料によっては、明るい状態では色が分かりづらいものもあるため、一気に何色も使ってしまうとどの色を塗ったか分からなくなってしまいます。
⑵ 2〜3回同じところを塗り重ねる。
蓄光塗料(夜光塗料)は一度塗りでは発光が弱いことが多いので、2〜3回は重ね塗りしましょう。
右が私が作ったもの、左が息子の作ったものです。作業時間はもちろん私の方がずっとかかっています。
…しかしっ!
夜になって見てみると、たっぷり塗料を使った息子の作品の方が綺麗に光っていました。
つまり、あまり繊細な模様にはせずに、思い切って塗料をたくさん使った方が綺麗に仕上がるということです。
どうしても細かい模様だと塗料を厚く塗ることもできないので、息子のようにチューブから直接塗料を塗りつけるというのも一つの方法かもしれません。
あともう一つ綺麗に発光させるポイントは、日中に瓶をたっぷり陽に当てておくことです。
日中に室内灯の光だけ当ててもあまりうまく発光してくれません。ちなみに、夜光塗料の場合は昼間に陽に当てておく必要はありあせん!暗くなったら勝手に光ってくれます。
アメリカでは夜光塗料が安価では手に入れられなかったため蓄光塗料を使いましたが、手に入るようでしたら「夜光塗料」を使った方がいいですね♪
いかがですか?とても簡単でシンプルなアクティビティですが、夜暗くなりボヤーっと瓶が光ってくるととてもテンションが上がります!
最近「怖い夢を見ちゃう…」と夜中起きてしまう息子も、窓辺に飾った瓶を眺めていると一人でいつの間にか寝付くようになってくれました。
蓄光塗料(夜光塗料)のボヤーっとした光は安眠効果があるのですかね?
空き瓶を使えば材料費も大してかかりませんし、あっという間にできてしまうので、小さいお子さんでも飽きずに作り上げることができます。ぜひ皆さんも試してみてください♪