愛犬のお腹の調子を整える。

食物繊維たっぷりのカミカミおやつをハンドメイド

以前にも少し紹介しましたが、我が家には生後8ヶ月(推定)になる元保護犬のクッキー♂がいます。施設から引き取った時は肋骨が浮き、毛もところどころ抜けてしまって元気がありませんでした。

でも引き取って半年弱経った今は、すくすくと大きくなり日々あちこち駆け回っています。そんな元気な我が家の愛犬ですが、少し健康面で気になることがあります。

家で粗相することはないものの、たまにちょっとお腹が緩めなのです…。獣医さんに見てもらっても健康状態に問題ないということなので、少し食物繊維の豊富な食べ物をあげてみようということになりました。

そこで今回は、超簡単!食物繊維たっぷりのカミカミおやつを作った様子を紹介します。わんちゃんを飼っている方はかかりつけの獣医さんに相談した上で試してみてください♪




犬にあげる食物繊維の代表格!
サツマイモを与えることのメリットや注意点は?


犬について詳しい方はご存知だと思いますが、市販のペットフードやペット用おやつにはサツマイモが含まれているものが多くあります。何故かというと、サツマイモは “準完全栄養食品” と言われているくらい栄養が豊富だからです。

さつまいもは甘さが強く人の好きな野菜でもありますが、犬も好む食材のひとつであり、食べても大丈夫です!
同じイモ類のじゃがいもと比較するとカロリーはやや高めですが、準完全栄養食品といわれるほど栄養価の高い食材でもあります。
ビタミンCによる免疫力アップやアントシアニンによるアンチエイジング効果、さらに、さつまいも切ったときに出てくる白い液体の「ヤラピン」は、食物繊維と相乗効果で整腸効果も期待できます。


他の野菜と比べても甘みが強く食べ応えのあるサツマイモは人間だけではなく、犬にも栄養効果があるんですね♪

よしっ、積極的にあげてみよう!と思いましたが、犬に与える場合にはいくつか注意点があるようです。

生の状態はNG。火を通したものを冷ましてから与えよう
生のさつまいもは消化が悪く、下痢や嘔吐の原因になるため加熱をするようにしてください。
皮や皮の付近に栄養素が含まれているので、皮ごと与えることがベストですが、お腹を壊しやすい愛犬には取り除くことをおすすめします!(中略)

1日の給餌量の最大 1/4 を目安にしよう
やきいも(皮つき)のカロリーは100gあたり164kcalとやや高めのカロリーなので、与えすぎると肥満を招いてしまいます。
与える量は、多くても1日の給餌量の最大 1/4 を目安にしてください。
5kgくらいの小型犬なら25g、30kgだと100gくらいが目安になります。(中略)

人間用に調理されたものは与えない
(中略)人向けに調理されたものは与えないようにしましょう。
(中略)人向けの料理は犬にとっては味が濃いものが多く、肥満になりやすくなるものが多いです。(以下略)
Kana
Kana

サツマイモは犬にとってアレルギー症状が出にくい食材とされていますが、与えすぎによる健康被害もあります。
こちらのサイトで獣医さんが詳しく解説してくださっていますので、合わせてご覧ください。
いぬのきもち – 【獣医師監修】犬にさつまいもはOK?アレルギーの有無や注意点とは


調理方法やあげる量にさえ気をつければ、健康面でのメリットがたくさんあります。サツマイモは安価で手に入れやすいので、犬のおやつにするにはもってこいの食材ということなのです!



ほったらかしで作れちゃう♪カミカミ干し芋


犬用のサツマイモおやつのレシピは色々なサイトで紹介されています。

サツマイモチップスにスイートポテト等…何を作ろうか迷いましたが、我が家の愛犬はとにかく何かを噛んでいるのが大好きなので、サツマイモで “カミカミおやつ” を作ってあげることにしました。

Kana
Kana

参考にしたのはこちらのレシピです。
Sweet Potato Dog Chews | Platings + Pairings


サツマイモから作るカミカミおやつのレシピもたくさんありましたが、どれもオーブンにサツマイモを入れて超低温で長時間焼きながら水分を飛ばすというものでした。

でも、個人的に長時間オーブンを付けっ放しには抵抗があったので、少し私なりにアレンジをしてみました♪


⑴ サツマイモを皮付きのまま1cm厚に切る。


サツマイモをさっと水洗いして水分を拭き取り、長手方向に厚さ1cmに皮付きのままきります。このあと水分をかなり飛ばすので、決して薄切りにはしないでください。出来上がりの厚さは半分程度になります。

Kana
Kana

アメリカではこのオレンジ色のSweet Potatoが一般的ですが、もちろん日本でよく売られているサツマイモでOKです!




⑵ 切ったサツマイモを天日干しにする。


切ったサツマイモを晴れた日に1〜2日天日干しにします。そうすることで余分な水分が抜け、オーブンに入れる時間を短縮できます。


我が家は乾燥地帯にあるので、1日干しただけでだいぶ水分が飛びました。


⑶ オーブンを最低温度で余熱して、しっかり水分が飛ぶまで焼く。


ご家庭にあるオーブンを最低温度に余熱して、じっくり火を通しながら水分を飛ばしていきます。目安は、手で曲げられる程度の柔らかさで厚さが生の状態の半分程度になるまでです。

出来上がったら、しっかり冷ましてから食べさせましょう。

Kana
Kana

日本国内で販売されている多くのオーブンは、最低温度が100℃〜110℃に設定されているようです。
我が家のオーブンの場合は、175℉(80℃弱)で、4時間ほど焼きました。



いかがでしたか?サツマイモを切って、あとは基本的にほったらかしにするだけでできちゃいます♪出来上がって早速我が家の愛犬にあげてみたところ、効果てき面でした。

お腹がゆるい時やお留守番させる時に、1日1本と決めてあげることにしました。

買うと意外と高い犬のおやつですが、簡単に手に入る材料で手作りしてみるのも楽しいですよ。ぜひあなたも事前に獣医さんと相談して、オリジナルおやつ作りに挑戦してみてください。



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