ハマってしまいそうな新たな趣味。
突然ですが、皆さん趣味はお持ちですか?私はあなたがご存知の通り、手芸に料理と浅ーく広ーく色々な趣味を楽しんでいます。
どうも何か一つに集中できない質なのでしょう。
そんな私がずっと以前から「やってみたいな」と思っていたのがウッドバーニングです。
そこで、以前から欲しかった我が家のトラベリングマップをウッドバーニングで作ることにしました。初心者の私なりに試行錯誤をした様子をどうぞご覧ください。
あくまで初心者が勢いと勘だけで作ったものです…。
ウッドバーニングを楽しんでいる方!ぜひアドバイスをいただければ嬉しいです。
目次
そもそもウッドバーニングって?
ウッドバーニングについてまずは簡単に紹介していきます。ウッドバーニングとは、木材に電熱コテで文字やイラストを焼き付けていくものです。
木材にだけではなく市販の木製小物も簡単にアレンジすることができ、材料や道具は今や100円ショップでも手にいれることができます。
やり方は割とシンプルなので、道具や材料さえ揃えてしまえば気軽に始められてしまうのです。
〈 必要な道具・材料 〉
・電熱コテ
・木材
・チャコペーパー や鉛筆(下絵を描くため)
・オイルステイン(お好みで)
〈 ウッドバーニングの基本的なやり方〉
⑴ 材料となる木材に下絵を描く。(または、お気に入りのイラスト等を転写する。)
⑵ 電熱コテを鉛筆のように持ち下絵をなぞっていく。
⑶ 下絵を消してお好みでオイルステインなどを塗る。
特に特別な技術は必要ではありませんが、電熱コテの先(チップ)を取り替えることで色々な表情の線を表現することができます。作品に合わせてチップを使い分けるとより本格的に仕上がります。
私のウッドバーニング処女作!
点描でスキルをカバーしたトラベリングマップ
ということで、ウッドバーニングについて調べてみたら「なんだかできそう!」と思ったので、早速材料と道具を揃えました。
今回作りたかったのはトラベリングマップです!とりあえずアメリカ版を作ることにしました。
まずは、下絵作りです。色々なアメリカの地図を見たのですが、初心者の私には細かいイラストは難しいかなと思い、このような感じにしました。
下絵を完成させたら、次は木材に転写していきます。私は手芸用のチャコペーパー(※)とトレーサー(※)を使いました。
チャコペーパー とトレーサーの詳しい説明は下の記事で紹介しています。
ここまで準備したら、あとは黙々とコテで焼き付けていきます。その作業がなんとも癒されました。
焚き火のような香りに包まれながら静かに線をなぞっていると、時間も悩みも忘れてしまいそうになります。
とりあえず線を一度全てなぞったら、消しゴムを使って下書き線を消しました。ここからイラストの密度を上げていく作業です!
塗りつぶしにしようか?それとも文字は白抜きのまま?と色々考えましたが、今回は初心者でも“それっぽく” 見えるかなと思い、点描にしてみることにしました。
点描とは、線を使わずに点や軽いタッチで描く画法のことです。
点の密度や強弱で色の濃度を表現します。
あらかた満足のいくところまで焼き付けができたら、あとは仕上げにオイルステインを塗りました。
オイルステインは塗らなくても良いのですが、木材の保護や白木への色付けのためにも塗ることをおすすめします。
これでウッドバーニングの作業はおしまいですが、このトラベリングマップはまだ完成していません!家族で今までの思い出を振り返りながら、訪れた場所にピンを刺していきました。
思い出話にも花が咲き、なかなか素敵な時間を過ごすことができました。
狭い賃貸の我が家では残念ながら壁にかけることができないので…、本棚の一角に飾ることにしました。
これからどんどんこの赤いピンが増えるのが楽しみです♪
今回は、初心者の私がウッドバーニングに挑戦した様子を紹介してきました。日本の優秀な100円ショップでは、コテも木材(食器やカトラリー、まな板など)を買うことができます。
絵を描くのがお好きなあなたや、黙々と細かい作業をするのがお好きなあなたにはオススメのクラフトです。自宅待機生活で暇を持て余してる時になど、ぜひ試してみてください♪