愛犬のために手作りできるものを考えてみた。
昨年11月、我が家にとって大きな出来事がありました。保護施設より、捨てられていた子犬を引き取ることにしたのです。ガリガリに痩せていたその子を見ていたら、何か作ってあげたい気持ちになりました。
そこで、今回はパラコードで散歩用のリードとおもちゃを作った様子を紹介していきます。
同じ編み方でブレスレットやストラップも作れますので、ぜひ参考にしてください。
みなさん、パラコードがどんな物かご存知ですか?
パラコードとはパラシュートコードのことで、パラシュートに吊るすためのロープのことです。
パラシュートに吊るすために高強度になっていて、アウトドアや登山でも十分に使えるロープですね。
パラコードの最初は第二次世界大戦で、古くから丈夫で信頼性の高いロープとして使われてきています。
現在ではパラシュート用としてはもちろん、アウトドアやファッションアイテムとして使われています。
つまり、軍用はもちろん登山などでも使われる丈夫なロープなのです。では、早速リードを作っている様子を紹介します。
〈 材料 〉※1.8mリード分
パラコード(2色);15mずつ
リング(またはDリング);2〜3個
※必ずつなぎ目が溶接されている物を使いましょう!
カラビナ;2個
カラビナは必ずロッククライミング用などの耐荷重の大きい物を選びましょう。
くれぐれもキーホルダー用などは使わないでください!
材料さえ揃ってしまえば、あとはひたすら編んでいくだけです。今回は、太く仕上がるコブラ編みを採用しました。
編み方はこちらのサイトが写真で分かりやすく解説してくれています。
Paracord Lovers – パラコードラヴァース
編み始めと編み終わりにはカラビナを付けます。今回は長いコードを編んでいくので、あらかじめロープを輪ゴムで束ねておくと作業がスムーズです♪
1mほど編んだところからリング金具を2〜3個、等間隔で取り付けます。
今回作った1.8mのリードを編むのに、ぶっ通しで編み続ければ2〜3時間で編み終わります♪
このリングは、使う時にカラビナを引っ掛けるための金具です。
一方のカラビナを犬の首輪に、もう一方のカラビナは途中で取り付けたリングに引っ掛けて持ち手の輪を作ります。
なぜリング金具を複数付けたかというと、下の写真のようにベンチや太い木にもリードを付けられるようにです。
今回の材料はアメリカ価格で約40ドル程度かかりましたが、パラコードは100ft(30m)パックを購入したので、2本分のリードが作れる計算になります。
金具は何度でも再利用できますので、愛犬がリードを噛みちぎってしまっても、パラコードさえあれば何度でも作り直すことができて経済的です♪
ちなみに、余ったパラコードで犬用のおもちゃも作りました。ロープタイプのおもちゃだとすぐに噛みちぎってしまいましたが、パラコードだと子犬だとなかなか噛みちぎれません。
フリスビーのようにかなり遠くまで投げることができ、うちの子も大のお気に入りです。
おもちゃの作り方はこちらのサイトを参考にしました。
“Y” SHAPED DOG TUG & TOSS TOY
サイトでは太いロープで作っていますが、代わりにパラコード2本を束ねて作りました。
今回は、安価で手に入りやすいパラコードを作って愛犬のためのリードとおもちゃを作りました。
愛犬のためにハンドメイドできるものは限られていますが、実用的でオリジナリティを表現できるリードはとてもおすすめです!!
また、ペットがいない場合でもパラコード編みは無心に編めていいストレス解消になりますので、ぜひ試してみてください。
「パラコードで丈夫なリードをハンドメイド」に2件のコメントがあります