ジーンズからピクニックラグをハンドメイド
Vol.2
前回は、着なくなったジーンズを切ってパッチワークした様子を紹介しました。今回は、私が大大大の苦手なキルティング作業の模様を紹介します。
キルティング【quilting】;表布と裏布の間に綿などの芯(しん)を入れて、刺し縫いにし、模様を浮き出させる手芸の技法。また、そのようにして縫ったもの。
何よりも肝心!?安全ピン留め
毎回キルティングをする時に、この作業が憂鬱でなりません。完璧に弛みがなく表布・中綿芯・裏布を重ねて、しっかり仮縫いしても、ミシンで縫っているうちに、段々表布と裏布がずれてきてしまうのです…。
いつも、縫ってはほどいて縫ってはほどいてを繰り返してしまいます。そんな悩みをママ友に相談したところ、いい方法を教えてもらいました。
まずは、表布をノリをつけてしっかりアイロンがけします。
そして、アイロンがけした表布を裏返して床などにテープで留めます。その時も、たるまないように布を引っ張りながら貼っていきます!!!
そしたら、その上にキルト芯(綿芯)と裏布を重ねていきます。
ここからが最も大変な作業です。裏布をとにかく引っ張りながら安全ピンで留めていきます。裏布がパンパンに張るように留めていくのがポイントです。
ちなみに、私は針が元々曲がっている安全ピンを愛用しています。
生地への負担が弱いので、オススメです。Amazonなどでも購入可能なようなので、ぜひ試してみてください♪
あとは、床に貼り付けていたテープを取って、ミシンなどでキルティングしていきます。今回はゆるーい雰囲気に仕上げたかったのと、生地の風合いを残したかったので、縫い目をパーツ間のつなぎ目と合わせる方法にしました。
このような技法を「落とし縫い」や「落としキルト」と言います。
どうにかいつもよりは失敗が少なく仕上がりました。
キルティングの一連の作業で、かなり疲れました…。
最後に、好みのバイヤステープを外周につけて完成です。ジーンズ5本から、43インチ(109cm)×61インチ(154cm)のラグを作ることができました。
バイヤステープの付け方は、こちらのサイトがとても丁寧に解説してくれています。
nunocoto バイヤステープの縫い付け方・使い方
今回は、キルトの先輩ママ友が色々教えてくれたおかげで、自分なりに進歩できた作品になりました。出来上がったピクニックラグは、完成翌日からフル稼働してます。
持ち歩く際には、手持ちのブランケット用バンドを使っています。少々かさばりますが、見た目重視ということで…。
このラグが息子の代もその子供の代もずっと使われるといいな、と思いながら作業してきました。丈夫なジーンズだからころ、色々な物にリメイクできるはずです!
あなたもいらないジーンズを捨てたり売ったりする前に、何かに再利用できるか少しだけ考えてみてはいかがでしょうか。
「汗をかきかきキルティング作業。」に4件のコメントがあります