端切れ布から作ったルームシューズ


余った材料から何かを作る喜び。



もう年も明けて大分経ってしまいましたが、日本の年末の素敵な習慣の一つに、“大掃除”がありますよね。

一年の汚れを落としたり、いらないものを整理することが現代の大掃除ですが、元々は“一年の厄を払う”という意味があったようです。

大掃除のルーツは煤払い(すすはらい)です。昔は家の中に囲炉裏やかまどがあり、家の中が煤だらけになったので、煤を払うことが掃除をすることの象徴でもありました。また、払うという言葉には、清めるという意味があります。


私も毎年家の大掃除をするのですが、ハンドメイドの材料たちも全部出して整理するようにしています。昨年末も溜まったハンドメイドの材料を全て出してみたのですが、中途半端な材料がたくさん出てきました。

そのまま捨てるのも悔しいので、どうにか使えないかと考えて、以前から欲しかったルームシューズを作ることにしました。

今回は、我が家に余っていた端切れ布を使ってルームシューズを作った様子をご紹介します。お勧めの書籍も紹介していますので、是非参考にしてください。




今回は「暮らしの中の、手づくり布小物」に掲載されているレシピを使いました。

引用;amazon



こちらの書籍には、普段使いできるシンプルでおしゃれな小物のレシピがたくさん載っています。手芸初心者でも作れるレシピもありますので、お勧めです。

まずは、型紙を見ながら使えそうな端切れをピックアップしてみました。このブログを以前から見てくださっている方ならわかるかもしれませんが…

・キルトに使ったキルト芯
・アドベントカレンダーに使った帆布
・クリスマスストッキングに使ったフェルト

その他、中途半端に残っていた布を使いました。

仕上げるルームシューズのサイズによって必要な生地の大きさが異なりますが、それぞれの生地は最大65cm×35cm(シューズの内側生地のみ90cm×35cm)もあれば作ることができます。

Kana
Kana

これらの材料を使った作品は下の記事に掲載しています。
お時間ございましたら覗いてみてください♪









うん!これで大分 “今後なかなか使わないけど捨てるのはもったいない” 材料が整理できました!

このままルームシューズを作ろうかとも思いましたが、どうも物足りないので、今回は甲の部分に刺繍をすることにしました。そこで、以前から試してみたかったアップリケ刺繍に挑戦してみました。

「樋口愉美子のアップリケ刺しゅう」という書籍からスズランの図案を使いました。

引用;amazon


アップリケ刺繍を試してみて感じたことは、「あっという間に完成しちゃう!!」ということです。

普通の刺繍に比べてステッチの数が圧倒的に少ないので、フェルトを切ったり貼ったりする時間を差し引いても、時間をかけずに可愛く仕上がります。手軽に小物をアレンジしたい時におすすめです。

Kana
Kana

刺繍をするときは、必ず接着芯を使いましょう。
そうすることで刺繍部分の生地が歪まず、作品が綺麗に仕上がります。


今回参考にしたルームシューズのレシピは、ミシン縫いと手縫いの部分がありましたが、意外にすぐに仕上がりました。

Kana
Kana

ちなみに、ネットでも無料で見られるルームシューズのレシピがあります。
是非こちらもご覧ください。

nunocoto – 布のふわふわ手作りルームシューズ(スリッパ)の作り方




今回は、余った材料から作ったルームシューズを紹介しました。手芸だけに限らず、料理などにおいても余り物でお気に入りの物が出来上がった時の達成感は格別ですよね♪

みなさんもお家に眠っている材料で、素敵な作品作りに挑戦してみてください。

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