みなさん、長らくご無沙汰しております。
SNSではちょくちょく日常の様子をアップしていますが、ブログはなかなか更新できず…。
気がつくと前回の投稿から3ヶ月も経ってしまっておりました。
夏にわしゃわしゃと実った色々な種類のトマトたち。
毎日食べても追いつかないぐらい豊作だったので、残ったトマトは軽く洗ってそのまま冷凍庫に。
ということで、今回は冷凍庫に眠らせていたトマトたちで作るケチャップの作り方を紹介します。
我が家のレシピは水を一切加えない無水仕立て。
市販のものとは段違いの美味しさと自画自賛!
スーパーで売られているトマトでも簡単に美味しく作れますので、ぜひ挑戦してみてください。
目次
材料
- トマト(皮付きのまま):2kg
- セロリ:300〜400g
- 玉ねぎ:大2個
- 砂糖:大さじ5〜6
- ホワイトビネガー:150ml
※なければ米酢でOK - 塩:少々
- コショウ:少々
上記の材料で240mlの瓶、3本分のケチャップになりました。
道具
- ホーロー鍋・無水鍋
※アルミ鍋は酸に弱いためおすすめできません - ハンドブレンダー
※なければミキサーやすり鉢&すりこぎでもOK - ざる(トマトの目が漉せるくらいの目のもの)
- 保存用瓶(メイソンジャーがおすすめ)
作り方
①「凍ったままのトマトを鍋に入れる」
凍ったままのトマトをそのまま鍋に入れます。
この時点でヘタや皮を取る必要はありません!
②「セロリと玉ねぎを入れて塩を加える」
鍋に適当に細かく切ったセロリと玉ねぎを加えます。
全体に塩を振ってから火にかけましょう。
蓋を閉めて鍋全体が暖まり始める頃に、じわじわと野菜から水分が出てきます。
野菜が浸るくらい水分が出てきたら、ここからは蓋を外してひたすら弱火でコトコト煮込みましょう。
③「アクと皮・ヘタを取る」
煮込んでいくうちに皮やヘタが自然と剥けて、水面に浮いてきます。
この時点で大きいものだけ取り除きましょう。
後ほどザルで濾すので、ここで完璧に皮やヘタを取る必要はありません。
④「野菜が柔らかくなったらブレンダーで潰す」
セロリが指で簡単に潰れるくらい柔らかくなったら、鍋を火から下ろして人肌まで覚めてからブレンダーで野菜を潰します。
ハンドブレンダーがない場合は、マッシャーやミキサー、すり鉢・すりこぎを使いましょう。
ここでも完全に野菜をなめらかに潰さなくてもOK!大きな塊がなくなる程度まで頑張りましょう。
⑤「④の液体をザルで濾す」
④の液体をザルで濾します。
ここではトマトの種が取れればOKです。
残っていた野菜の塊はこの時点でヘラなどを使って潰しましょう。
今回残った部分は小さなボウル1杯分。
コンポストに入れて、来年の家庭菜園に向けて栄養満点な堆肥に育ってくれますように…。
⑥「調味料を加えて水分が減るまで煮込む」
⑤で濾した液体を鍋に戻して砂糖・ホワイトビネガー・コショウを加えます。
ここで一度味見をして必要であれば塩を足してください。
我が家では、最初に野菜の水分を引き出すためだけの塩だけで味を決めています!
ここで丁度いい塩加減だと煮詰めた時に塩辛くなるので注意してください。
「塩が足りないかな?」ぐらいで留めましょう。
たまに鍋底からヘラでかき混ぜて焦げないように弱火で煮詰めましょう。
お好みの粘度にまで水分が減ったら完成です。
⑦「常温で長期保存したい方は“キャ二ング”が必須!
常温で長期保存したい方は、消毒した瓶に入れて「脱気・殺菌」しましょう。
ホームキャニングと言って、欧米では調味料やピクルスなどを自宅で瓶詰めします。
ホームキャニングには専用の瓶と蓋、トングなどの道具が必要になります。
すぐに使い切る方は、普通の保存容器に入れて冷蔵保存するか、保存袋に小分けして冷凍保存する方法もあります。
実は私もホームキャニングが苦手で…。
我が家では中身をMommy Kanaが作り、その後はDaddy Bにバトンタッチします。
煮沸した後に蓋の中央が凹めば、無事キャ二ング成功!だそうです。
今回は、冷凍トマトの半分をケチャップに、残りの半分をシンプルなトマトソースにして保存しました。
あんなにあったトマトも、調理するととても1年間楽しめる量にはならず…。
Daddy Bは「来年はもっとトマトをたくさん育てて1年分のケチャップとトマトソースを作るぞ!」と今から張り切っています。
トマトは家庭菜園の中でも育てやすく、ベランダでもプランターで成長を楽しめますよね。
食べきれないトマトは冷凍庫に溜めておいて、夏が終わったらケチャップやトマトソースに加工してみませんか?
お子さんと一緒に調理すると、楽しいこと間違いなし!
手作りケチャップの美味しさに目覚めてしまうはずです。
ぜひみなさんも、寒い日はご自宅でケチャップ作りに挑戦してみてください。