こちらアメリカ・コロラド州も段々と秋の陽気になり、まさに“スポーツの秋”。
我が家の長男・Little Rもプール漬けから、最近ハマっているテニスとスケボーをする毎日に変わりました。
秋からは、スケボー教室とテニス教室にも通い始めたのですが、ここで彼からリクエストが。
それが、「お稽古用のバックパック」です。
テニスラケットやテニスボール、スケートボードとヘルメットとサポーター、後はスナックと水筒が入れられるバックパックが欲しいとのこと。
そこで、今回は、既製品を少し改造して、テニスラケットとスケートボードを背負えるバックパックを作った様子を紹介します。
お子さんのお稽古バックを作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
では、まずは材料から紹介します。
揃えるものは至ってシンプル!
〈材料〉
・バックパック(できるだけシンプルでお安いもの!):1つ
・ナイロンテープ(カバンテープ、ナイロンベルトなど色々な呼び方があります):バックパックの横幅×4〜4.5程度
・マジックテープ:バックパックの横幅×2〜2.5程度
・太めのミシン色
ナイロンテープでスケートボードやテニスラケットを支えるため、できるだけ幅が広くて分厚いものを選びましょう。
⑴ バックパックの横幅に合わせてナイロンテープを切る
まず、バックパックの横幅に合わせてナイロンテープを4本切り出します。
長さは、横幅と同じくらいでOKですが、上の写真のように端から2〜3cmは縫い代です。
ナイロンテープは切り口をすぐに火で軽く炙って、解けないようにしておくと作業しやすいですよ♪
⑵ ナイロンテープにマジックテープを縫い付けておく
切ったナイロンテープにマジックテープを縫い付けて、2セットのペアを作ります。
下の方に取り付けるナイロンテープには、テニスラケットの持ち手を差し込めるように中央をループ状にしました。
⑶ バックパックの内側を解く
ナイロンテープが準備できたら、バックパック本体の内側を見てみましょう。
バックのメーカーにもよりますが、基本的には上の写真のようになっているはずです。
ナイロンテープを外から内側に差し込めるように、取り付け位置+両側2cm程度の範囲のバイヤステープ(写真の白いテープ上のパーツ)とその下に隠れている本体の縫い合わせ部分を解いてください。
今回のように部分的に縫い目を解く場合は、リッパーを使うと簡単です♪
気になる方は、下記ブログも合わせてご覧ください。
⑷ ナイロンテープを差し込んでクリップで仮止めする
出来上がったナイロンパーツを先ほど解いた部分に外側差し込んで仮止めします。
この際に、テープの表裏は合っているか、左右の高さは合っているかなどを確認してください。
⑸ 差し込んだナイロンテープに元のバイヤステープを被せて縫い付ける
外側から解いた縫い目にナイロンテープを差し込み、元のバイヤステープを被せて上から縫い付けます。
この際に、ジーンズ用などの太いミシン糸を使うと安心です。
私は念のため二重に縫い付けました。
これであっという間に完成です〜。
今回はバックパック本体と同じ色のナイロンテープを使いましたが、色を変えてアクセントにしても素敵ですよね。
ちなみに、スケートボードとテニスラケットを装着すると、このような感じになります。
いかがでしたか?
今回は、珍しくLittle Rがどハマりしている趣味を応援すべく、レッスン用に既製品のバックパックをアレンジしてみました。
イチからお稽古バックを作ろうと思うと憂鬱ですが…、既製品を少し変身させるだけなら短時間で楽しく作れます。
たまにはこんな“手抜き”をしてみてもいいですよね♪
ハンドメイドはアイデア次第で可能性∞!
ぜひ、皆さんもお子さんやご家族のためにハンドメイドを楽しんでみてください。