太平洋をはるばる渡ってきたリネンでバサッと着られるエプロンを作る。


アメリカに来てからというもの、デパートのお惣菜売り場や愛しいコンビニがないため、仕方なしにコツコツと料理を作る毎日を送っています…。

こちらのスーパーマーケットはあまり季節感がなく、いつも決められた野菜などを買うばかりで日々のお買い物も全然ワクワクしない!

そこで、少しでも家事時間の気分が上がるように、エプロンを新調することにしました。


しかし、全然好みに合うエプロンが見つからん。


ということで、ハンドメイドすることにしました。


「さて、どんなエプロンを作ろうか」と検討し、クタッと柔らかい肌触りが魅力的なリネンで作ることに。

でも、リネン生地って地味に高いんですよね。エプロンにそんなお金かけたくないし、でもどうしてもリネンを諦められない!

そこで、以前もオーダーしたリトアニアのショップから取り寄せることにしました。



「どうしてリトアニア?」と思う人もいるかもしれませんが、実はバルト三国のうちの一つであるリトアニアは、リネン生地の有名な生産地で「リトアニアリネン」とも呼ばれています。

その歴史は中世ヨーロッパ時代まで遡り、リトアニアのあるヨーロッパ北部では、ほとんどの家庭で女性たちはリネン(亜麻)の糸を紡ぐ仕事をしていました。

その後、リネンの栽培はされなくなってしまいましたが、今でもその製糸技術や編布技術は受け継がれており、大切な伝統と文化として守り続けられています。


ということで、リトアニア産のリネン生地は安価で高品質なのです!

私はいつも下のショップから直接購入しています。


Kana
Kana

こちらのリネンは、良心的なお値段なのに肌触りが最高で、さらにカラーバリエーションも豊富!生地厚もいくつかありますので、作るものに合わせて選べます。




以前もこちらで生地を購入して、ワンピースを作りました。既にかなりヘビロテしてますが、全然へたらず最高です。




ちなみに、日本のアマゾンでもリネン生地は簡単に購入できますし、なんとリトアニアリネンから作られたエプロンやキッチンタオルも多数販売されています。

生地感を確かめたい方は、これらで試してみるのもいいかもしれませんね♪


少々話が脱線してしまいましたが、今回作ったエプロンがこちらです。


ボタンなどは一切つけず、着る時も紐を結ぶこともありません。

頭からバサっと被るだけなので、めんどくさがり屋のMommy Kanaでも毎日ちゃんと着ています。


両サイドには大きなポケットが付いているので、いつもここにスマートフォンを入れてニュースを聴きながら料理をしています。

ヘッドフォンのノイズキャンセルをONにして、好きな音楽を聴きながらひたすら餃子を作る時間は、最高のリラックスタイム〜♪

肩紐は背中で大きく交差していてゆったり設計なので、とにかくストレスフリー。


かなり気に入ったので、当分愛用できそうです。

ちなみに、こちらの作り方は無料で公開されているため、どなたでもご自宅で作ることができます。



Kana
Kana

全文英語のサイトですが、作り方の説明は短い文章ですし、工程ごとに写真も付いているので、是非挑戦してみてください。



今回は、Mommy Kanaの戦闘服でもあるエプロンを作ってみました。

エプロンって、なかなかドンピシャのデザイン・質感のものと出会うのって難しいですよね。

でも、毎日着るものだからやっぱりお気に入りのものにしたい!

そんな方は、こだわりの生地でハンドメイドしてみませんか?

エプロンは洋服などと比べても直線縫いばかりなので簡単です。

ぜひ、皆さんもご家族へのプレゼントやご自分のために、エプロン作りにチャレンジしてみてください。


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