アメリカに来てから、日本ではあまり馴染みのないスイーツに色々出会いました。どれも“繊細な”味とは程遠く、とにかく甘い！しかし、その中でも我が家の好みにぴったりと合うスイーツがあります。
それが、レモン系のお菓子！
Daddy BとLittle Rはとにかくレモン好きで、フライに添えるレモンもそのままチューチュー吸い始める始末…。
そんな我が家のボーイズが最近ハマっているのが、「レモンカード」。イギリスでは定番のレシピで、パンやケーキに塗るクリームのようなもの。
「ほのかなレモン風味」というよりも、酸味がガツンと感じられる爽やかなクリームで、甘いものがあまり好きでないMommy Kanaも大好きなスイーツです。
今回はこの美味しさを皆さんにもシェアしたい！ということで、我が家のレシピを紹介します。材料はシンプル、作り方は超簡単なので、空いた時間に少しずつ作ってフレッシュな味を楽しんでみてください。
最後には同じく我が家がハマっているレモンカードを活用したケーキのレシピも紹介しています。是非最後までお付き合いください。
今までにもレモンを使ったレシピをいくつか紹介しています。レモン好きの方はこちらもご覧ください。
では、早速材料から紹介します。
〈 材料 〉
・卵（Lサイズ）：３つ
・グラニュー糖：150g
・無塩バター（5mm角程度に切っておく）：35g
・レモン汁：180cc（Lサイズ2〜3個分程度）
・レモンの皮（すりおろしたもの）：大さじ1程度
我が家のレシピは酸味を効かせて甘さ控えめにしています。味見をしてお好みで砂糖の量を調節してください。
⑴ 材料を小鍋に入れて火にかける
まずは、ソースパンのような小さめの鍋にレモン汁・グラニュー糖・卵を入れます。
この時、溶いた卵は漉し器などに通して、卵白の固まりやカラザを取り除きましょう。これをするかしないかで、口当たりが全然変わります。
材料を入れたら、弱めの中火にかけてゴムベラで底からかき混ぜながら温めます。
砂糖がしっかり溶けて全体に熱が入ったら、バターを加えてさらにかき混ぜます。ここから5〜6分火にかけると、だんだんと“もったり”してきます。そしたら素早く火から下ろしましょう。
固さはお好みなので、火にかける時間で調節してください。ただし、あくまでも火加減は「弱めの中火」！焦って火を強めてしまうと、焦げてしまいます。
火から下ろしたらボウルなどに写して、常温で粗熱を取ります。
⑵ 冷めたらレモンの皮を加えて混ぜ合わせる
粗熱が取れたら、準備しておいたレモンの皮（すりおろしたもの）を加えて満遍なく混ぜ合わせます。
あとは煮沸消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保管します。２週間程度は保存可能ですが、段々レモンの皮の香りが飛んでしまうので、早めに食べる方がおすすめです。
我が家はレモンカードをバケットに塗って朝食に食べたり、クレープやパンケーキにかけて食べたりします。それでももちろん美味しいのですが、最近はもう一手間かけて「レモンカードケーキ」を作ります。
ケーキ作りと聞くと面倒なイメージがあるかもしれませんが、大雑把Mommy Kanaのレシピはそんなことはありません！材料を混ぜてオーブンに入れるだけ！
〈 材料 〉
・グラニュー糖：180g
・有塩バター：175g（常温で柔らかくしておく）
・作ったレモンカード：300〜350g（お好みの量）
・卵（Lサイズ）：３個
・小麦粉：240g
・ベイキングパウダー：小さじ３
・仕上げ用の粉砂糖：適量（お好みで）
〈 作り方 〉※直径20cmの丸型
① オーブンを190℃に温めておく。小麦粉とベイキングパウダーを合わせて、ふるっておく。型にバターを塗っておく。
② バター・砂糖を泡立て器でクリーム状になるまでかき混ぜる。
③ ②にレモンカードの半分を入れて混ぜ合わせる。
④ ③に卵を入れて滑らかになるまで混ぜ合わせる。
⑤ ④に①で合わせた小麦粉とベイキングパウダーを入れて、粉っぽくならなくなるまでサクッと混ぜ合わせる。
⑥ 型に⑤を流し込み、スプーンで何箇所か凹みを作って、そこに残りのレモンカードを流し込む。
⑦ 予熱しておいたオーブンで40分程度焼いて完成。型から出してお好みで粉砂糖などを振ってもOK！
レモンカードケーキは、Daddy BもLittle Rも大好物のおやつ♪ 作った側から二人ともバクバク食べてしまいますが、実は一晩寝かせてしっとりさせてから食べるとさらに美味しいです。
簡単な上に甘さ控えめの手作りおやつ、ぜひ皆さんも試してみてください。
