最近、ミニマル生活を目指して断捨離をしているMommy Kana。使わない鍋や汚れたフライパンを一斉処分し、基本的には煮込み料理はストウブ鍋(大・小)、炒める&焼く調理はスキレットを使うことにしました。ストウブ鍋やスキレットを使うと、出来上がった料理を大胆にドンとテーブルに置きたくなり…。
となると、必需品となるのが“鍋敷き”です。今までも鍋敷きは持っていたのですが、Daddy Bが独身時代から使っている金属ワイヤー製のもののみ。これが何ともストウブ鍋やスキレットとの相性が悪く、上に置いてもすぐに滑って鍋がズレ落ちてしまうのです。そこで、ずっと気になっていた麻紐で編むマクラメの鍋敷きを作ることにしました。
作ってみた感想は…、めっちゃ簡単!そして、材料費もかからない!これなら汚れても次々編める!
ということで、今回は特別な道具は不要の麻紐で編むナチュラルデザインの鍋敷きの作り方を紹介します。編み物が苦手な方でもあっという間に作れてしまいますので、ぜひご自宅用やプレゼントに作ってみてください。
〈 材料・道具 〉※直径60cm程度の鍋敷き
・麻紐 :15m程度
・厚紙(台紙用)
・ハサミ
今回は100均でも売っているような麻紐を使いましたが、アクリル製の毛糸などでも代用できます。
⑴ 鍋敷きのサイズを決める
まずは、どのくらいの鍋敷きを作りたいか決めます。目安となる別の鍋敷きがあれば、写真のようにサイズを測りましょう。なければ、上に置きたい鍋のサイズを参考に、直径を決めてください。
⑵ 糸を巻きつける台紙を作る
写真のように、作りたい鍋敷きの直径寸法を元に、糸を巻きつける台紙を作ります。私はシリアルの空き箱で作りましたが、あればダンボールのような硬い紙を使った方が糸を巻きつけやすいです。
⑶ 糸を台紙に巻きつける
台紙に適当な太さになるまで糸を巻き付けます。巻き終えたら5〜6箇所、短い紐でまとめてから、台紙から外しましょう。
今回は糸束の太さが直径7cmになるようにしましたが、もっと太くしても可愛いでしょう。ただし、その分必要な麻紐の量は長くなるので、太く作る場合は材料に余裕を持って用意してください。
麻紐が足りなくなったら、途中で結んで継ぐことはできますが、綺麗に仕上げたい場合は、継がなくてもいいように長めの紐を用意しましょう。
⑷ 編み紐を準備する
輪っかを作った余りの紐を中央から2本に切り、2本を1束にして両端からゴムで束ねておきましょう。こうしておくと後で編む時に作業しやすいです。
⑷ マクラメ編みをしていく
まずは、2本を1つに束ねた中央部分を、上の写真のように輪っかに巻き付けます。ここがマクラメ編みのスタート地点です。
スタート地点を起点に、左右にそれぞれマクラメを編み進めていきます。ポイントは、編み目をしっかり詰めていくこと。隙間があると綺麗に仕上がらないので、何目か編むごとに編み目を中央に寄せましょう。
輪っかを作る際に仮結びした短い紐は、途中で必ず外してください。付けたまま編んでしまうと、その部分に段差ができてしまいます。
⑸ 編み終わりを結び、輪っかを作る
スタート地点から両側に編み進め、中央まできたら、それぞれの紐を結んで止めます。
ここで紐を切ってしまってもいいのですが、手に持ちやすい&どこかにかけられるように、今回は輪っかを作ります。
2本をそれぞれ「二本編み」にしていきます。下の写真のように、連続して結んでいきましょう。
二本編みが適度な長さになったら、それぞれを合わせて結んで完成です。
力の入れ加減で少々歪んでしまいましたが、映画を見ながら片手間に編んでも、30分程度で出来上がりました。材料も道具もとてもシンプル!しかも、ナチュラルな麻紐で編めば何だか北欧風?な仕上がり。太く作ればテーブルから鍋底の距離が遠くなるので、熱による心配もなくなります。
早速、シチューをグツグツ煮たストウブ鍋を置いてみることに。熱がテーブルに伝わらないことはもちろんですが、今まで使っていた金属製の鍋敷きと違って、鍋がズレない!重みでしっかり鍋敷きに密着しています。とてもいい感じ♪
いかがでしたか?驚くほどシンプルな材料と道具で、簡単に出来てしまいます。麻紐は荷造りだけではなく、ラッピングにも使えますし、エコたわしや鍋敷きも編めちゃいます。さらに頑張れば、夏にぴったりの麻紐バッグも編めたりして…。
安い上に超万能なので、我が家は常に引き出しに入れてあります。
今回紹介した鍋敷きは、「かぎ針編みなどに挑戦して挫折してしまった…」なんて方でも、簡単に作れます。是非、ナチュラルデザインがお好きな方はチャレンジしてみてください。
下の記事は、Mommy Kana が執筆しました。基本の麻紐エコたわしの編み方を紹介していますので、気になる方は是非合わせてご覧ください。