Little Rのリクエストに応えて初めてのボア編みに挑戦
今年の春からLittle Rがハマり始めた趣味があります。それが、アーチェリー。といっても、5歳の息子が小さな的に向かって矢を放てるはずもなく、車で30分ほどの州立公園にあるハンティングアーチェリーの練習場に通っています。
しかし、新調した弓は小さい彼にとっては重く運びにくいようで、「ママ、肩からかけられるようにして」とリクエストしてきました。色々検討してみたところ、やはり丈夫なパラコードで作るのが良さそうということに。
そこで、今回はパラコードで肩掛けストラップを作ってみました。新たに挑戦したボア編みという手法を使って、幅広のストラップに仕上げました。カメラストラップなどにも活用できますので、ぜひ興味のある方は参考にしてください。
では、まず材料から紹介します。材料はとてもシンプルです!
〈 材料・必要な道具 〉 ※仕上がり長さ120cmの場合
・パラコード(2本) :各12mずつ
・カラビナ :2つ
・ライターなど
・はさみ
・目打ち(千枚通し)
・クリップなど適宜
今回はパラコードの2本を息子のリクエスト通り違う色にしましたが、もちろん一色で仕上げてもシンプルでおしゃれに仕上がります。
⑴ 2本のパラコードを熱して、連結させる。
まずは2本のパラコードの端をライターなどで溶かし、ぎゅっと押し当てて連結させます。パラコードは切りっぱなしだとどんどん解けてしまうので、連結しない場合も端部は必ず焼き溶かしておきましょう。
⑵ 連結した部分をカラビナに通し、編み始めと編み終わりを固定する。
編み終わり部分はパラコードをカラビナに固定せず通すだけなので、ずれないようにクリップなどで止めておくと作業がしやすいです。
⑶ 編み終わり地点から下ろしてきた2本を編み進める。
編み始め(スタート)を下、編み終わり(ゴール)を上に置き、編み終わりから折り返してきた2本のコードをスタート地点より編み始めます。1 → 2 → 3 → 5 → 1 → 2とひたすら繰り返します。
ここでたまに編み目をスタート地点の方に詰めておくと、密度が高い丈夫なストラップに仕上がります。
⑷ 編み目が緩んでいる場合は引っ張り出しなからきつくする。
編み進めていくと段々とコードが緩んで編み目がふわっとしてしまうことがあります。緩みが残ると仕上がった時に編み目がきれいに揃いません。10〜20cm程度編み進めたら目打ちなどを使って紐を引っ張り出し、徐々にきつくしていきましょう。
⑸ 最後にコードを2本まとめで結び、余計なコードを切って熱する。
編み終わりのカラビナ下まで編み終えたら、最後にカラビナに通しておいた2本のコードをまとめて結びます。こうしておくと、ストラップを使っているうちに編み目が緩んできません。
これで肩に食い込みにくい幅広ストラップの完成です♪あとは、両方のカラビナがかけられるように弓の本体に少々細工をしてバッチリ!
これならカメラストラップにしても男前ですよね。まだまだ背の小さいLittle Rが肩からかけるとこんな感じになりました。
今回は、大人でも使える&Little Rが成長しても使えるように、敢えて長めにしてみました。身長180cmのDaddy Bがかけるとこのような感じです。
Little Rは仕上がりに満足してくれたようで、週末になると意気揚々とアーチェリーを楽しみに出かけていきます。
今回は久しぶりにパラコード編みに挑戦しましたが、調べてみると編み方は無数にあり、皆さん工夫して色々なアイテムにアレンジしています。Mommy Kanaもまだまだ修行が必要なようです。材料費がかからず特別な道具もいらないパラコード編みは、女性も男性も楽しめるクラフトです。丈夫という材料の特性を生かして、ぜひ皆さんも日常生活に役立つアイテムを作ってみてください。
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