編むより簡単!?男前なプラントハンガーの作り方
今やインテリアグリーンの定番になっているプランターハンガーですが、紐を編むマクラメタイプを自宅で作るのは面倒ですよね。そこで、このブログでおなじみの子供服リメイクでどうにかプラントハンガーが作れないかと考えてみました。
早速作ってみたところ…、簡単に作れて可愛いプラントハンガーが出来上がりました!そこで、子供の履けなくなったパンツから作るプラントハンガーの作り方を紹介します。ミシンはもちろん、手縫いでも簡単に作れますので、ぜひ着古した子供服を作る前にプラントハンガーに変身させてみてください♪
作る際の注意点!プラントハンガーには大きすぎる鉢や重い鉢を入れるのは危険です。小ぶりで軽い鉢を選びましょう!
パンツさえあればすぐできる!クールなプラントハンガー
では、早速必要な材料と道具から紹介します。必要なのは、子供の長ズボンと裁ちばさみ、手縫い用の針糸のみです。
手縫いの場合でもデニム用の糸を使った方が縫い途中で糸が切れることがなく仕上がりも丈夫なのでおすすめです。また、ミシンで作る場合はジーンズを重ねても縫える太めの針も用意しましょう。
デニム用の糸は厚手の生地で小物を作るときにも使え、通常のミシン糸よりも丈夫です。
⑴ パンツのウエスト内側についているボタンやゴムなどを取る
パンツとプランターの密着を高めるために、出っ張っているボタンや余計なタグなどは全て外しておきましょう。鉢を入れた時に付けたままよりも安定します。
⑵ ファスナーの左右を切り離し、ウエスト下で切断する
あとでウエストの少し下をぐるりと一周切断するため、邪魔になるファスナーは切り離しておきましょう。その他、切る時に邪魔になりそうな金属部品があれば、合わせて取り外してください。
邪魔になるパーツが取れたら、ウエストから8cm程度のラインで一周切断します。
ウエストからの長さは目安です。また、きれいな直線できれなくても全く問題ありません!ただし、ポケットの内袋などがはみ出ている場合は、目立たないように切り落としましょう。
⑷ ウエストパーツをプランターに合わせて、余計な部分を切り取る
切り離したウエストパーツをプランターに合わせてみて、余分な長さがどれくらいか確認します。この時に、出来るだけキツキツになるようにしましょう。余裕を持ってしまうと、プランターを入れた際に落下する危険性があります。
余った部分は、背面中央部分から切り取ると仕上がりがきれいです。
⑸ 切り取った部分を縫い合わせて繋げる
切り取った左右の端を中表に合わせて縫い合わせます。その際のポイントは、なみ縫いではなく丈夫な「本返し縫い」にすることです。
本返し縫いは、パンツの裾上げなどにも使える簡単な手縫い方法です。マスターすると重宝します。
縫い合わせたら必ずプランターを入れてみましょう。この時にウエストボタン(フック)を締めるのが大変なくらいがベストです。
⑹ パンツの余った部分から紐を作る
ウエスト部分を切り離した残りの部分から、幅3〜4cm程度の紐を切り出します。「吊るしたい高さ×2+鉢の底を支える分」の長さが必要なので、ハーフパンツなどで作る場合は、細いパーツを繋ぎ合わせて長い紐状にしてください。
紐パーツを繋げる場合も、本返し縫いで縫い合わせましょう!
⑺ ウエストパーツに紐を縫い付ける
紐パーツの両端を写真のように折って、ウエストパーツの左右に縫い付けます。この際には、できるだけ頑丈になるように心がけましょう。
左右を縫い付けるとこのようになります。頑丈に縫い合わせれば外れる心配はありませんが、重すぎるプランターを入れるのは避けましょう。
⑻ 鉢の形状によって底を支える紐を縫い付ける
今回私が選んだプランターは上部に引っかかりがないタイプだったので、底を支えるための紐を縫いつけました。
上の鉢のように縁に切り返しがあり軽量なものであれば、底を支えるパーツが不要な場合もあります。ウエストパーツと吊るための紐パーツを縫いつけた段階で、一度プランターを入れてみましょう。
これでプランターハンガーの完成です。デニム生地は切りっぱなしでもどんどん解けていくことがなく丈夫なので、プランターハンガーにぴったりです。
手編みのプラントハンガーも素敵ですが、一風変わった男前インテリアにも馴染むデニムハンガーもいいですよ♪我ながらなかなか気に入っています。色々な色味のジーンズで作り、複数合わせて吊るしても可愛いでしょう!子供服はどうしてもすぐにサイズアウトしたり汚れてしまい履けなくなってしまいますが、創意工夫で色々な小物に変身します。ぜひあなたも古着を捨てる前に、何かに活用できないか考えてみてください。ちょっとしたひらめきで面白い作品が生まれるかもしれません。