コロラドに越してきて早3年。
その間にLittle Rの進学やBaby K出産など、振り返ると本当に色々ありました。
その中で身に染みて感じたのが、日本人の友人たちの存在です。
きっかけはJapanese Play Group(日本人の子供お遊び会)。
幹部のママさんたちが全て有志で読み聞かせや手遊び、工作などを企画・指導してくれています。
そこで出会ったママ友たちが、いつの間にか子供を抜きにしてもなんでも相談できる心強い友人に…。
そんな友人たちがコロナ禍でもみんなに連絡を取ってプレイデートを企画してくれています。
怠け者のMommy Kanaは、いつも頭が上がりません。
先日も、小学校が春休みということで、ある友人が大規模なプレイデートを企画してくれました。
彼女自身まだ小さいお子さんを抱えているのに、本当にありがたい…。
そこで、日頃の感謝の気持ちを込めて「たい焼き」を作ってプレゼントすることにしました。
今回は、誰でも安心して食べられるグルテンフリー&ヴィーガンのたい焼きレシピをシェアします。
市販のあんこで作ってもいいですし、空いた時間でお家であんこを練るのも楽しいですよ。
ぜひ、試してみてください。
目次
あんこ嫌いを克服させてくれた“おばあちゃんのあんこ”
「あんこ」というと思い出すのが、幼い頃の思い出。
というのも、Mommy Kanaの実家では年末に親戚が集まってお餅つきをしていたのです。
ただし、杵と臼でつくのではなく大型の餅つきマシーンを使います。
アラフォーのMommy Kanaが幼い時に既にかなり使い込んだ餅つき機だったので、毎年老体にムチ打って、ウィーンウィーンと大きな音を立てて頑張ってくれていました。
つきたてのお餅は、祖母・母や叔母・孫たちの三世代でせっせと丸めて、丸もちにするのですが、半分は祖母が練り上げたつぶあんを包みます。
これがまた美味しいこと!市販のあんこが苦手だった私も、“おばあちゃんのあんこ”は大好きでした。
しかし、その祖母も昨年100歳を目前にして他界してしまい、そのレシピを聞けないままに。
そこで、思い出の味をイメージしながらあんこを作ってみることにしました。
といっても、分量や適当…。自分の舌だけが頼りです。
小豆を前日から水につけておく。
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たっぷりのお湯でアクが出るまで湯がく。
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水を換えて小豆の芯がなくなるまでじっくり煮る。アク取りは徹底的に!
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茹で汁を軽く切って砂糖と塩少々を入れて、弱火にかけながら練り続ける。その際は焦げに注意!
腕がだるーくなるまで練り続け、なんとなくイメージする味になりました。
私の舌の記憶が正しければ…、おばあちゃんのあんこは砂糖の割合が小豆に対して60%程度のようです。
ガッツリ甘いあんこがいい場合は、80%程度にしてみましょう。
ヘッドフォンで好きなポッドキャストを聴きながらあんこを練る時間は、なかなかいいリラックスタイムになりました。
日頃忙しい方こそ、空いた時間にあんこ作りをおすすめします♪
米粉を使ったグルテンフリー&ヴィーガン対応のたい焼き生地
アメリカに来て感じたことは、「食べ物への考え方が本当に人それぞれ」ということ。
ヴィーガンにグルテンフリー、ケトジェニック…、手土産で食べ物を持って行く時には、必ず食べられないものがないか確認しなくてはいけません。
しかし、なかなか急に思い立ったらそうもいかないことも…。
なので、私はできる限り誰でも食べられる食材だけで手作りします。
今回は、ビーガンやグルテンフリーの人、主要アレルギーを持っている人でも安心して食べられるたい焼きにしました。
〈材料〉※ミニたい焼き8個分程度
・米粉:300g
・ベイキングパウダー:小さじ1
・サラダオイル:小さじ1
・メイプルシロップ:大さじ2〜3(お好みで調節)
・アーモンドミルク(豆乳などでもOK):適量、生地がトロトロになるまで入れる
材料を全てボウルに入れて混ぜるだけ!
米粉で作るスイーツは、冷めるとすぐに硬くなってしまいます。
すぐに食べない場合は、温め直してから食べてください。
出来上がりはお餅のようにもっちりとした食感に!羽の部分はパリパリで美味しいです。
Daddy BやLittle Rは、小麦粉で作る生地よりもこちらの方が好きなようで、ワッフルもアーモンドミルクの量を調節して同じ材料で作っています。
今回は、“いつものお礼”ということで、簡単にラッピングしてみました。
そして、今回は時間に余裕があったので「手書きレシピ」も添えることに。
大して手間のかかっていないものでも、「喜んでほしい」という気持ちが大切!…と、私は思っています。
この時はメイプルシロップ切れで蜂蜜で代用しましたが、それはそれで美味しかったです。もちろん、普通のグラニューで作ってもOKですが、その際は少し分量を控えめにしましょう。
お友達や職場の同僚などに感謝の気持ちを伝える際に、市販のものを贈るのもいいですが、ちょっとひと手間かけて手作りのものをプチギフトにしてみませんか?
「喜んでもらえるかな?」と考えながら作業するのは、贈る人にとってもなかなかワクワクする時間です。
ぜひ、あなたも大切な人にハンドメイドギフトを贈ってみてください。