“サスティナブル”なハロウィンコスチューム

毎年ハロウィンの時期が近づくと、アメリカの子供達はそわそわし始めます。何故かというと、ハロウィンはクリスマスとトップを争うほど子供達に人気のイベントだからです。
9月頃から友達たちと「どんなコスチュームを着る?」という話題で持ちきりになり、もれなく我が家のLittle Rからも今年のコスチュームのオーダーが入りました。
それが、DCヒーロー(バッドマンやスーパーマンなど)のメンバー・FLASH(フラッシュ)です。NETFLIXでも放映されているので日本でも見たことある方も多いかもしれませんが、Little Rはこのキャラクターに夢中です。
しかし、彼のオタク魂は母親の想像を超えてきて、オーダーは「コミックス版のフラッシュ」とのこと。

引用元:star stills


バッドマン(2018) → ゴーストバスターズ(2019) → インディ・ジョーンズ(2020) に続いて、相変わらず不思議なチョイスです。
今年は9月頭にBaby Kを出産したため、それほどがっつりは作ってあげられない…でも、そこそこの値段を払って既製品を買うのも悔しい…
ということで、今年は流行りの「サスティナビリティ(持続可能性)」をテーマに(といっても、後付けですが笑)、ハロウィンが終わった後も普段着として切られるコスチュームにしました。

ということで、今回は「時間・手間をかけない + コスチュームを無駄にしない = 環境に優しい」をテーマに作ったLittle Rのコスチュームについてシェアします。

Kana
Kana

過去のハロウィン衣装については下記コラムをご覧ください。












とにかく今年は時間がかけられない!材料の買い出しにも行けない!ということで、材料の全てをAmazonさんにて購入しました。

用意したものはたったこれだけ♪

  • 赤のスウェット上下(トップスはフード付き)
  • 白・黄・黒のフェルト(同色の縫い糸)
  • 長靴
  • マスキングテープ
  • 黄色のガムテープ
  • Flashのマスク
  • 赤い軍手


まずは、持っている長靴(黒色)を黄色に大変身させます。マスキングテープをぐるぐる巻いてガムテープの粘着が長靴にこびりつかないようにして、その上からガムテープをひたすら巻きつければ、遠目から見るとバッチリ黄色のブーツに!



次は、スウェット上下につけるパーツ作り。黒いフェルトの上に一回り小さい黄色のパーツを重ねて、周りをかがり縫いします。すると、アウトラインがはっきりした漫画風のパーツの完成です。



パーツはスウェットに大まかに縫い付けて、あとですぐに外せるようにしました。
最後に、彼のリクエストで肩にFlashのワッペンを貼り付けて準備万端!



時間と手間をかけずとも、目立つ上に暖かいコスチュームが完成しました。これにはLittle Rも大興奮!目をキラキラさせながらずっとそわそわしながら眺めていました。ホッ。



さて、直前にどうにかコスチュームが完成し、いよいよハロウィンウィークが始まりました。昨年は新型コロナのせいで学校のハロウィンイベントには親が参加できませんでしたが、今年はだいぶ元通りの生活に戻ったおかげで、私もじっくり見学できました。


まず最初は、29日金曜日の朝!
街のダウンタウン近くにあるLittle Rの小学校では、全学年が列になってダウンタウンをパレードしてお店の人からお菓子をもらいます。小さな街ですが、警察・市役所・近隣ボランティアの方総出で、子供達をサポートしてくれました。ありがたい!Mommy Kanaもフリーで配られていたコーヒー片手にパレードの横をついて回りました。


次は、30日土曜日。ハロウィン前日にも関わらず、各所でフリーイベント目白押しでした。消防署・お店・公園…、様々な場所で子供が喜びそうな催し物が行われていました。Little Rはボディペイントが好きなので、彼の腕はイラストだらけに…。


親的にはもうこの時点でだいぶハロウィンを満喫できましたが、Little Rが一番楽しみなイベントはここからです!
31日の夕方、トリック・オア・トリーティングの始まりです。6歳のLittle Rはもちろん友達とだけで出かけられないので、Daddy Bが引率することに。そんな二人を見ていたら、Mommy Kana もうずうずしてきて、結局Baby Kを含めた家族4人で近所をめぐることになりました。
今年はあいにくの寒空で今にも雪が降りそうに底冷えしていたせいか、ライトアップしているお宅は去年より少なめ…しかし、本来の玄関ドアをノックしてキャンディをもらうスタイルに戻っていました。
(昨年までは感染対策のために、外にキャンディが置かれている「ご自由にどうぞ」スタイルでした。)

暗くてご近所のデコレーションはうまく撮れませんでしたが、Little Rは私たち親の力を借りずに約150個ものキャンディをゲット!こんなところでも彼の成長を感じて、Daddy Bと二人しんみりしてしまいました。



アメリカでは子供のハロウィン衣装があちらこちらで叩き売られていて、一度着ただけで処分してしまうご家庭も少なくありません。ドケチはMommy Kanaは以前よりどうもこの風習にモヤモヤしていました。そこで、今年は「再利用できる」ことを第一のコンセプトにして、Little Rの理想に近いコスチュームを用意しました。

既製品は手作りコスチュームと比べるとクオリティが高くお手軽です。しかし、私と同じく物を簡単に捨てることに抵抗を感じる方は、ぜひアイデアと工夫でサスティナブルなコスチューム作りにチャレンジしてみてください。気持ちを込めれば少々出来栄えが粗くても子供は喜んでくれるはずです!ぜひ、皆さんも来年のハロウィンの参考にしてください。

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